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絶対に取り戻すの段11 ページ26

ドクタケ城へ向かっていた一年生、二年生・土井先生と山田先生チームは心配そうな表情で森の方を見ていた


此処にまで聞こえてくる激しい金属音に、嫌な予感が頭をよぎる



こちらのチームは、すでにドクタケ城を倒していて床に転がしていた




乱太郎「ドクタケ城は、倒しましたが…薬は誰が持っているのでしょう?」



山田先生「八方斎!薬は何処にある⁈」



八方斎「誰が言うものか!」



ゲラゲラと笑う八方斎は、薬の居場所を教えようとしない



頭を悩ませていると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた



雑渡昆奈門「薬は、此処にあるよ。」



伏木蔵「雑渡昆奈門さん!」



八方斎「なっ…裏切るのか⁈」



雑渡昆奈門「裏切るも何も、我々はドクタケ城と契約を結んだ覚えは無い。その証拠を持ってないだろ?」



八方斎は、何とも契約者をタソガレドキ城に置いてきてしまったのだ


元から、契約は無かった事になり雑渡昆奈門は忍術学園の方へと回ってしまった



雑渡昆奈門「ほら、この薬を持って早く行くんだ。」



四郎兵衛「まだです!動きを止めてない状態では危険です!」



三郎次「先程、まだ倒せていないとの伝達の煙が上がりました!僕達二年生が先に森へ向かいます!」



そう言った二年生は、武器を構えると大きく深呼吸して森の中へと走り出した


薬を受け取ったきり丸は、小瓶に分けて準備を始める



金吾「先輩方…大丈夫なのだろうか…」



佐吉「今は、先輩方を信じるんだ。」



平太「それが…最も最優先すべき事…」



土井先生「その通り!先輩を信じろ!」




縄鏢を振り回しながら、近く長次に二人は顔を青くする


ぎゅっと手を固く握った孫兵は、八左衛門を押さえつけているAに声を掛けた



孫兵「A先輩!僕は、もう大丈夫です!中在家先輩の方へ向かってください!」



微塵を持ち直した孫兵が、八左衛門の足を狙った


その隙に、Aは八左衛門から離れて長次の方へと向かった



『無理はするなよ!』



中在家「体制を直したか…まあ、そんな事どうでもいい…」



縄鏢をAの心臓目掛けて、放つ



Aはほんの少しの動きも逃さないように、縄鏢を見る



自身の体に刺さりそうになった瞬間、素早く避け、縄を掴んだ



中在家「何?」



『何が何でも、元に戻すんだ!』


そう叫んだAは、縄をぐいっと引っ張りそのまま長次を投げ飛ばした

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設定タグ:忍たま , 逆ハー   
作品ジャンル:ラブコメ
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satochan0101(プロフ) - アクヤさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月11日 11時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - 頑張って下さい(*>v<*) (2019年8月11日 9時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» 本日は、晩御飯を食べ終わってから更新します!沢山かはわかりませんが、出来るだけ多く更新出来るようにします! (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 今日は沢山更新なさるのですか? (2019年7月18日 19時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - 桃華さん» お楽しみに!先程、続編に続きを更新しました! (2019年7月18日 18時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年6月24日 17時

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