懲りないねの段5 ページ35
凄腕忍者は、手裏剣を使って短刀を弾いた
そのまま、逃げようとした男を素早く押さえつけると、体を縄で縛った
『凄腕忍者さん！』
凄腕忍者「怪我は無いか⁈この男には、ちょっとした罰を与える。」
『待ってください。この事については、ちゃんと拒否しなかった私にも責任があります。だから…見逃してあげてください。』
Aは腰を屈め、男と目線を合わせる
『でも、また同じことをしたから、その時は罰を受けてもらう。』
「はい…反省します…」
男を家に帰すと、Aは凄腕忍者に頭を下げた
迷惑をかけてしまった事を謝るのだろう
『ごめんなさい。危ない目に合わせてしまって…』
凄腕忍者「謝る必要は無い。好きな人を守るのは当たり前だ。」
優しい言葉をかけてくれた、凄腕忍者にAは目を見開いた
何時もは、恋文を送って来たりと懲りない人だと思っていたが、相手の事を第一に考える優しい人だと感じた
『ありがとうございます…あれ、手紙はどうしたんですか？』
凄腕忍者「騒ぎが聞こえたので、買ってません！」
『なら、私に買わせてください！』
Aは、そう言うと手紙屋さんへと入った
慌てて凄腕忍者が止めようとしたが、Aは聞いていない
凄腕忍者「申し訳ない！自分で買える！」
『犬の置物のお礼です。買わせてください。』
置物を手に持って、お願いしてくるAに負け、凄腕忍者は首を頷かせた
Aは、凄腕忍者に欲しいのを選んで貰うとそれを買い、渡した
凄腕忍者「ありがとな。この手紙で明日も恋文を送る！」
『待ってますね。素敵な恋文をお願いします！』
Aは、少し照れた様子で笑っていた
凄腕忍者は、その表情に顔を真っ赤に染めると大きな声で叫んだ
凄腕忍者「Aさん、大好きだー！」
『声でかいですよ。』
凄腕忍者「何年経っても、恋文を送りますよ！」
『懲りない人ですね、本当に。』
嬉しそうな凄腕忍者にAも嬉しそうな顔で笑っていた
〜
ゆうきさん、ありがとうございました！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アクヤ - 覚えやすいし、面白い！だから、好き！ (2019年9月7日 16時) (
レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか！私は歴史が一番得意です！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です！ (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい！ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか？ (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年5月26日 22時
