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懲りないねの段4 ページ34

満面の笑みでお礼を言うAに凄腕忍者は、顔を赤く染める


Aは、その様子を見ていたずらっ子のように微笑んだ

『早く行きましょう。売り切れちゃいますよ!』

凄腕忍者「えっ、えっ⁈」

がしっと凄腕忍者の腕を掴むと、小走りで手紙屋さんへと向かい出す


驚く凄腕忍者だったが、面白そうに笑うAを見て、微笑んだ

『あそこですか?』


凄腕忍者「そうそう。でも、少し混んでるな…」


『すいません…お店によってしまって…』


凄腕忍者「謝らないでくれ!俺が見ようと言ったんだから。ほら、其処の茶屋で落ち着くのを待とう。」


そう言うと、目の前にあった茶屋へ入る


店主が運んで来たお茶を一口飲むと、二人ともほっと一息ついた


程よい濃さのお茶に体を癒していると、Aがふと横を見た


すると、先程後ろにいた男が近くの団子屋で椅子に座りながら、此方を見ていたのだ


『…また』


凄腕忍者「どうかしたか?」


『何でもないです!あ、手紙屋さん空いて来ましたよ。』


凄腕忍者「本当だ。じゃあ、ちょっと行ってくるから待ってて来れ!」


店へと走る凄腕忍者を見届けると、近づいて来ている男に目を向ける


男は、凄腕忍者が居なくなった途端、Aにずかずかと歩み寄って来た

「Aちゃん、何で他の男と一緒にいるの?僕のなのに…どうして…」

『貴方は…』

その男は、Aに以前告白して来た男だった

断ったというのに、町へ来た際もしつこく付き纏ってくる男だ

『僕のなのにって…私は、貴方の告白を断りました。誰と居てもいいじゃないですか!』


「良くない!僕は、君のことがずっと好きなのに…!」

男は、懐から短刀を取り出すとAに向ける

Aも苦無を取り出し、警戒体制をとっていると、すぐ側から誰かが飛び出して、男を蹴り飛ばした


凄腕忍者「力でどうにかしようとするな。お前など、Aさんを好きになる資格も無い!」

蹴り飛ばしたのは、凄腕忍者だった

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設定タグ:忍たま , 逆ハー   
作品ジャンル:ラブコメ
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アクヤ - 覚えやすいし、面白い!だから、好き! (2019年9月7日 16時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか!私は歴史が一番得意です! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です! (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい!ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか? (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年5月26日 22時

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