懲りないねの段 ページ31
『また、貴方ですか…、ドクササコの凄腕忍者さん!』
凄腕忍者「またって…俺は、ただ愛を伝えようとしているんだ!」
『だからと言って、毎日こんな恋文を送る人が居ますか⁈』
怒るAの手には、大量の恋文が握られている
その送り主は全てドクササコの凄腕忍者からだ
Aに恋してからというもの、毎日恐ろしい枚数の恋文を送ってくるのだ
凄腕忍者「じゃあ、Aさん!恋文にいい返事をくれたら、俺はやめますよ!」
『強制的にいい返事にさせようとしてますよね?それより、忍術学園に入って来て大丈夫なんですか?』
凄腕忍者「事務員にサインはしたぞ?」
『そうゆう問題では無くてですね…』
Aが困ったような顔をしていると、何処からやって来たのか互いに武器を持った文次郎と留三郎が凄腕忍者に飛びかかった
突然の事に驚いた顔をする凄腕忍者だが、素早く塀に登り、攻撃を避ける
潮江「曲者め!」
食満「勝負だ!」
凄腕忍者「危ないだろ!ここは、一先ず立ち去ろう、さらば!」
潮江「逃げやがった!」
食満「A、何もされてないか⁈」
『ま、まあ…何もされてないな…』
立ち去ってしまった凄腕忍者にAは、ため息を吐く
今日も渡された恋文を持ちながら、2人と共に部屋へと戻ったのだった
『本当に懲りないな…、毎日違った内容の恋文を渡してくるとは…』
Aは、少し感心した様子で恋文を読む
熱い言葉が述べられているが、Aは毎日違った内容の文章に興味津々だ
『ある意味、才能なんだよな。にしても明日も恋文が届けられるのだろうか…』
頭の中に自身に付き纏う者達の姿が浮かぶ
どの人もどれだけ、付き纏うなと言っても懲りない姿が凄腕忍者に似ているとAは感じて居た
『あの4人と同じくらいだよな…また1人増えなければいいけど…』
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アクヤ - 覚えやすいし、面白い!だから、好き! (2019年9月7日 16時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか!私は歴史が一番得意です! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です! (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい!ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか? (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年5月26日 22時