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目を覚ませ!の段3 ページ28

Aの口笛と共に、地面が揺れ出す


危険を感じながらも、五年生はAの手を狙って武器を投げようとした



しかし、それは出来なかった


地面から出て来た木などが、五年生の手に絡みついたのだ



『手の自由を無くせば、攻撃は不可能…』


三郎が鏢刀で切ろうとしたが、固すぎていくら切っても意味が無い


不破「そんな…A先輩!解放してください!」


久々知「これじゃ動けない…」


木は、ぐっと五年生の体を締めていく

拳を握り締める中、準備していた四年生がAに飛びかかった


四年生が、それぞれの武器で攻撃したが、Aは冷めた瞳で軽々と攻撃を吹き飛ばしていく


Aは、風を使ってまだ攻撃をしようとする四年生の動きを止めようとする


『しぶとい…』


タカ丸「Aちゃん!こんなのおかしいよ!っ痛い…」


守一郎「…A先輩に攻撃が効かない…うぐっ…」


喜八郎「うっ…ダメだ…A先輩を止めないと…」


四年生は力を振り絞り、立とうとしたが倒れ込んでしまった



上級生は、全て地面に倒れ込んでしまい、Aと戦えるものは居ない


Aは虚ろな瞳で上級生を見つめると、ゆっくりと学園内へ向かおうとする


しかし、Aの腕を誰かが掴んだ



竹谷「…目が覚めるまで、俺が…相手します…」


『木を破壊したのか…』


竹谷「A先輩が教えてくれた体術ですよ!」



笑顔のように見えるが、体はボロボロで辛そうだ


Aもそれに気づいたが、短刀を取り出し、八左衛門に向けた



『今、此処で倒す…』


八左衛門も微塵を取り出した


竹谷「望むところです…!」


八左衛門は、何とか持ちこたえながら、短刀を押さえつけてた


しかし、先程の木のせいで体が限界だった


Aの収まらない力に敵わず、その場に倒れ込んだ


短刀を持ったまま、Aは八左衛門に跨り刃の先を八左衛門の首に向ける


竹谷(これで、終わりか…)


目を瞑り、刀が突き刺さるのを待つが、落ちてきたのは水のようなもの


竹谷「A先輩?…泣いてる…」


顔を上げると、涙を流すAの姿があった


『いやだ…こんな事…したくない…』

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設定タグ:忍たま , 逆ハー   
作品ジャンル:ラブコメ
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アクヤ - 覚えやすいし、面白い!だから、好き! (2019年9月7日 16時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか!私は歴史が一番得意です! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です! (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい!ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか? (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年5月26日 22時

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