あなたとの関係の段3 ページ24
Aの顔を見ると、昨日の様に微笑んでいた
本心が全くわからず、土井先生は項垂れる
『周りに男は沢山いますけど、土井先生の様な人が1番旦那さんになって欲しいんですよ。』
土井先生「大人をからかうなよ…」
『…からかってないですよ。』
Aは、笑みを消して真剣な顔になった
真っ直ぐ見つめてくるAの瞳に思わず見惚れてしまいそうになっていると、近くから数人の声が聞こえた
ユキ「A先輩に土井先生！」
トモミ「お二人だけでどうしたんですか⁈」
おシゲ「まさか…デートですか⁈」
やって来たのは、私服姿のくノ一教室の三人
二人きりで居たAと土井先生がデートしていると勘違いしている様だ
顔を真っ赤にして慌てる土井先生とは裏腹にAは、平然とした顔で首を振った
『デートじゃないぞ。偶然会ったから、一緒に居ただけだ。』
ユキ「なんだ〜、私てっきり二人が付き合っているのかと…」
土井先生「私とAは、教師と生徒の関係なんだから。」
『そうですよね…。三人共、暗くならない内に帰るんだよ。それじゃあね。』
Aは、くノ一教室の三人に手を振ると土井先生の横に並んで歩き出した
何処か寂しそうな表情に土井先生は、心配そうな顔をする
土井先生「まさか付き合ってると間違われるとは、驚いたな。」
『私は、嬉しかったですよ？土井先生と付き合ってると思われて。』
土井先生「本当に大人をからかうなよ？」
『私と土井先生が先生と生徒の関係だからですか？』
Aが突然強い口調になった
驚いてAに顔を向けると、悲しそうな目をしていた
『旦那さんだったらいいなって事も、付き合ってると思われて事が嬉しいって事も全部本気です。』
土井先生「A…」
『私は、冗談でこんな事言わない！それでもからかってると思うなら、それで良いです。』
Aは、大きな声で言うと土井先生を置いて忍術学園へ走り出してしまった
土井先生は、その場に立ち尽くしたままAの背中を見ていた
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アクヤ - 覚えやすいし、面白い！だから、好き！ (2019年9月7日 16時) (
レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか！私は歴史が一番得意です！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です！ (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい！ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか？ (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年5月26日 22時
