あなたとの関係の段2 ページ23
山田先生の言葉に素っ頓狂な声を出す土井先生
頭の中でAの表情が思い出される
薄い笑みを浮かべながら、土井先生に言ってきた為、本心なのかわかりづらいのだ
土井先生「私は、教師ですよ!それにAは何となく言ったと思いますし…」
山田先生「Aは男に対して誰彼構わずそんな事言いませんぞ?」
土井先生「た、確かにそうですけど、、」
山田先生「しかし、土井先生は教師、Aは生徒。その事は、忘れずに。」
土井先生は、今の言葉に表情を少し暗くする
教師と生徒という関係が重くのしかかる様な感じがしたからだ
そのまま部屋へ戻り、先程のことは頭から消して目の前の仕事に取り掛かった
翌朝
少し用事があり、町へと出掛けた土井先生
用事を済ませ、帰ろうとした時団子屋さんの周りに人集りが出来ているのに気づいた
人混みをかき分け、団子屋さんを除くと驚きのあまり大きな声を出してしまった
土井先生「A⁈」
『ん?あ、土井先生!偶然ですね。』
土井先生「この人集りは…A目当てか…」
人集りが出来ていた先に居たのは、団子屋さんでのんびりと団子を食べるA
周りの人達は、Aの美しさに次々と集まって来たのだろう
中には、Aに声を掛けようとしている者もいた
土井先生は、Aの元へ向かうとお金を置き、手を取って走り出した
『どうしたんですか?』
土井先生「あんまり町でうろうろしない方がいい。危ないからな。」
『人集りの事ですか?あれは、よくある事です。』
土井先生「よくある事でも、私は心配するんだ!」
Aは頰を少し赤らめた
無自覚なのかわからないが、突然どきっとしてしまう言葉を言ってきて、Aは手で顔が赤いのをバレないようにする
土井先生「A、顔を手で覆ってどうしたんだ⁈」
『何でもないです。…土井先生近い!』
土井先生「ごめん!」
『やっぱり、土井先生みたいな人が旦那さんだったらな、、』
土井先生「だから、何で私なんだ⁈Aの周りには他にも男は沢山いるだろ?」
『そうですけど、土井先生が良いです。』
104人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アクヤ - 覚えやすいし、面白い!だから、好き! (2019年9月7日 16時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか!私は歴史が一番得意です! (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です! (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい!ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか? (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年5月26日 22時