寝顔を見せて！の段３ ページ3
目を開けたAは、大きく伸びをすると倉庫を出た
作った小屋を持って、向かい出したのは自分の部屋
押入れから、何枚かの布を取り出すと裁断して、小さめの服を作り始めた
『このぐらいのサイズかな。ふわぁ…にしても、眠気が取れない…』
欠伸をしながらも、Aは手を進める
近くにやって来た四年生は、部屋を開けるか討論していた
喜八郎「A先輩が寝てるかもしれないじゃん。」
タカ丸「だとしても、女の子の部屋だし…」
滝夜叉丸「デリカシーが無いな。」
三木ヱ門「とか言って、見に行こうと言ったのはお前だぞ。」
守一郎「俺、A先輩の寝顔を見たいという願望に逆らえない…！開ける！」
しびれを切らした守一郎が扉をゆっくりと開け、中を覗き込んだ
何も言わない守一郎に四年生が声を掛けると、ゆっくりと床に倒れこんだ
守一郎「これが、萌えるってことなのか…」
喜八郎「何が？…あ、天使だった。」
タカ丸「Aちゃんが、布の上で寝てるよ。」
三木ヱ門「小動物みたい。」
滝夜叉丸「後輩達がA先輩の寝顔を見て、騒いでいたが、その気持ちが今凄いわかったぞ！」
部屋に入ると、寝ているAを円になって囲む四年生
布の上で小動物のように丸まって寝息を立てるAに四年生は口元を押さえ、叫ぶのを耐えていた
守一郎「鼻から、なんか出て来そう…」
『四年…生？何で私の部屋に？』
滝夜叉丸「わ！えっと…寝ていたので起こそうかと…」
突然起きたAは、周りにいた四年生を不思議そうな目で見る
四年生は、必死で弁解していたが寝ぼけているAは頭に入っていない
『よくわかんないけど…。起こしてくれてありがとね。』
Aはそう言うと、また手元を動かし始めた
四年生は、顔を見合わせると頷き、布を取る
「「「「「手伝いますよ！」」」」
『ほんと？助かるよ。』
手伝ってくれる四年生にAは嬉しそうだ
テキパキと作る四年生のおかげもあり、予定より早く服が完成した
『どうもありがとう。四年生が大変な時、遠慮なく言ってね。』
喜八郎「当たり前の事をしただけですよ。」
四年生は、頷くがAは笑ってそのまま何処へ行ってしまった
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アクヤ - 覚えやすいし、面白い！だから、好き！ (2019年9月7日 16時) (
レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか！私は歴史が一番得意です！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です！ (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい！ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか？ (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年5月26日 22時
