番外編 六いの日 ページ15
『仙蔵、文次郎、今日は何の日でしょう？』
潮江「…誰かの誕生日？」
立花「いや、私達六年い組の記念日、六いの日だ！」
『仙蔵、正解！と言う訳で六いの日を記念して私達でケーキを作りましょう』
笑顔のAがキラキラした目で二人を見る
仙蔵は、快く了承してくれたが、料理があまりしない文次郎は、首を横に振ろうとした
しかし、すかさずAと仙蔵が文次郎の腕をがっしりと掴むと、そのまま食堂へと強制連行したのだった
『わー、楽しみだー』
立花「そうだな。文次郎もわくわくしてるぞ。」
潮江「強制連行されて、何処がわくわくしてるんだよ！」
文句を言う文次郎にエプロンを着せると、Aと仙蔵もエプロンを着る
諦めがついたのか、文次郎は抵抗せずにケーキ作りに加わることにしたのだった
文次郎には、フルーツを切ってもらい、仙蔵には生クリームを作ってもらい、Aは生地とクッキーを作る
役割を決めると、それぞれ作業に移り始めた
潮江「こんぐらいで良いのか？」
立花「切るのは上手いじゃないか。」
『上手、上手。』
テキパキと作業を進め、ケーキも完成形に近づいて来ている
生クリームを生地にゆっくりと塗りつけ、フルーツを自由に盛り付けていく
その後、作った丸いクッキーにAが何かを書き始めた
二人が覗こうとすると、Aに隠されてしまう
立花「見せてくれないのか？」
『あと少し…出来た！』
Aはクッキーを順番にケーキに乗せていく
クッキーに書かれた言葉を見て、二人は目を見開いた
(これからもよろしくね 六年い組大好き！)
潮江「これを書いてたのか？」
『まあね。記念に。』
立花「なんか、嬉しいな。」
三人は、フォークを持つとケーキに刺し、口に運ぶ
初めて作るケーキだったが、美味しく出来ており、三人は顔を綻ばせた
潮江「作ってよかったかも…」
『だろ？』
立花「これからも、三人で何か作ったりしよう。』
また新たに増えた思い出に、嬉しさを感じながら、ケーキを食べるのだった
〜
六いの日！おめでとう！
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アクヤ - 覚えやすいし、面白い！だから、好き！ (2019年9月7日 16時) (
レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか！私は歴史が一番得意です！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です！ (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい！ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか？ (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年5月26日 22時
