泣きたい時は…の段4 ページ11
窓から外に抜け出したAは、空を見上げ夜になっていない事を確認する
鍵を指し、倉庫を開けると中は資料などで溢れていた
ゆっくりと中に入り、近くにあった分厚い資料を開くと其処には驚くべきことが書かれていた
『この城は、町人の家から武器を盗んで、それを売って金を稼いでいたのか…』
資料には、武器を盗んだ家とその武器の値段が記されていた
この城は、盗んだ武器を売って手に入れた金で高級な武器を作っていたのだ
そして、その近くには小箱が置かれており、中身は女性の小物ばかりだった
『まさか、あの人達の私物…。まだ売ってはいなかったのか。』
Aは次々と見つかる資料や物に集中していると、人の気配を感じ、慌てて隠れる
中に入って来たのは、将軍の付き人と思われし男性だった
何故か、空いている倉庫を見て、怪しんだのか目を光らせる
Aは近づいて来た付き人が自分に背を向けた瞬間、思いっきり蹴り上げた
付き人「グフッ」
『しばらく大人しくしてろ。』
冷めた目をしたAは付き人にそう言い放つと、こっそり隠していたバズーカーを取り出し、忍術学園の方へ打ち放つ
これは、学園長先生の命令で何かわかったことがあれば、バズーカーで合図を送るということなのだ
立花「来た！」
潮江「急いで向かうぞ！」
Aはバズーカーをまた隠すと、暗くなった空を見て急いで将軍の元へと向かった
部屋へ入ると寝間着姿の将軍が酒を飲みながら笑顔を向けて来る
Aは、懐に刀を隠しながら近づき、攻撃の準備は出来ていた
しかし、
将軍「A、簡単に夜男の部屋へ来るのは危ないぞ。俺みたいなのに襲われるからな。」
Aが刀を取り出そうとしたが、遅かった
組み敷かれ、息を荒くした将軍に逃げ場を奪われた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アクヤ - 覚えやすいし、面白い！だから、好き！ (2019年9月7日 16時) (
レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 歴史は覚えやすいですよね！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - そうなんですか！私は歴史が一番得意です！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - アクヤさん» 文系は全体的に得意です！ (2019年9月5日 22時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ - はい！ちなみになんですけど、好きなとか得意な教科はなんですか？ (2019年9月5日 21時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年5月26日 22時
