危険な文化祭の段1 ページ7
猫耳にはしゃぐ一年生
Aを拝む、孫兵と八左衛門
一方のAは、テキパキと店の準備をしているが、ふと手を止めると、孫兵と八左衛門の方へ目線を移した
そして、猫耳を片手にニヤリと笑みを浮かべながら、二人の目の前へ立った
『孫兵、八左衛門。』
竹谷「…はっ！な、何でしょうか⁈」
孫兵「A先輩、手のそれは…」
ガシッ
目を覚ました二人を、一年生が押さえつけ、抵抗出来ないようにした
訳が解らない顔をする二人に、Aが２つの猫耳を、覗かせる
それを見た途端、慌てだし、必死に猫耳を阻止しようとしたが、Aには効かない
にんまりとした笑顔で、八左衛門と孫兵の頭に猫耳を付けると、戦意消失したような真っ白な顔となった
孫次郎「わ〜、可愛いです。」
三治郎「似合ってますよ！」
『ほら、皆んなもこう言ってるし…』
竹谷「確かに生物委員会だけど、五年生の俺が…猫耳…」
孫兵「他の三年生に見られたら、絶対なんか言われる…！特に、あの方向音痴の二人に…」
頭を抱えながら、恥ずかしさでぶつぶつと嘆く二人に、Aは困った顔をしたが、微笑むと二人の頭を撫でた
『私は、凄いかっこいい猫さんと一緒に文化祭を盛り上げたいな、』
頭を抱えていた二人が、顔を上げると、眉を下げて笑うAが、「だめ？」と首を傾げながら、見ていた
すると、孫兵と八左衛門の目からどっと涙が溢れ、叫び声を上げる一年生とA
竹谷「そんな笑顔で、頼まれたら断れないにゃー！」
孫兵「やるにゃー！やらせてくださいにゃー！」
Aの笑顔にやられた二人は、無事猫耳を付けて、店をやることを決めた
全員が猫耳を付けながら、店の準備を進めていき、10分もしない内に、猫耳屋さんが完成した
しかし、まだこれで終わりではないようで、Aは沢山の木などを集め、近くの広い土地にそれを組み立て始める
虎若「A先輩、まだ何かやるんですか？」
『もちろん！勘右衛門獲得のためにも、遊びというものも入れなくては！」
一平「ということは、この構造…大迷路ですか？」
『大正解！』
孫兵「なるほど！猫耳に迷路…絶対お客さん来ますよ！」
いつの間に持ってきたのか、毒虫をいれた虫籠を抱きしめながら、はしゃぐ孫兵
しかしそんな時、一つの木が落ち、直すために孫兵は毒虫をいれた虫籠を離し、その場に置いてしまった
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ねこまる - 尊いが過ぎる！生きててよかった〜（泣） (2023年4月17日 19時) (
レス) @page4 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
あやべぇ(プロフ) - この小説は尊い！ (2021年8月26日 1時) (レス) id: 8222d649cd (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - サクラモチさん» バズーカーは、7の方でかなり出演する予定です！あまり出せてなくてごめんなさい！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年3月18日 20時
