団結させようの段4 ページ46
弾き返された、互いの攻撃は弾は滝夜叉丸へ、輪子は三木ヱ門へと向かい出した
向かって来た両者の攻撃に、バランスを崩し落ちてしまった為、二人は怒りの目をして睨み合う
滝夜叉丸「三木ヱ門！ちゃんと、狙いを定めたのか⁈」
三木ヱ門「滝夜叉丸こそ、的が外れていたではないか！」
『もう、危険な雰囲気になってきたな。』
言い合いが激しくなっていく二人をAは、眉を顰めながら見つめている
だが、その隙に待機していた喜八郎、守一郎、タカ丸が鈴を奪いにやって来る
素早く、地面に着地すると、喜八郎の罠を辺りを見渡し探し始めた
喜八郎「油断大敵ですよ！」
タカ丸「守一郎！Aちゃんの腰に付いた鈴を、僕達が気を引いてる隙に取って！」
守一郎「わかりました！あ、でもA先輩の腰に触ったら、俺倒れちゃうかも…」
『何処を気にしてるんだよ！』
冷静にっつっこむAに、タカ丸が苦無を向け、攻撃を始める内に、真後ろに喜八郎が罠を作り始める
刀で苦無を弾きながら、後ろを見ると、小さく笑った
喜八郎「A先輩、申し訳無いですが…落とさせてもらいますよ！」
『落ちるのは、私じゃないかな。』
笑顔を浮かべたAが、突如横に苦無を避けたことで、転んだタカ丸に鈴を取ろうとした守一郎が巻き込まれ、罠へ落ちてしまった
うわぁ！と声を上げた喜八郎が、一歩後ろに下がると、透明な紐にかかり、喜八郎までもが落ちたのだった
『こっそり、罠を作っておいて正解だったね。三人共、大丈夫か？』
タカ丸「うう…何で、此処に罠を…」
喜八郎「だって、守一郎が作った方がいいって！」
守一郎「巻き込まないでくださいよ！」
またもや、此方も言い争いになるのを呆れ気味にAはため息をつくと、三人を地上に上げて、二人の元へ連れて行った
悔しそうな顔をする五人に、Aは苦笑いをしながら、全員に向き合う
『団結しようとしてたみたいだけど…喧嘩になったな。』
滝夜叉丸「息が合ってなかったですもんね…」
『例え、攻撃が上手くいかなくても、不満を言うのではなく、違う方法でもう一度やってみたりするのが団結だ。』
喜八郎「まあ、確かに互いに不満を言っちゃったからね…」
タカ丸「ご褒美とかあったら、良いかもしれないけど！」
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ねこまる - 尊いが過ぎる！生きててよかった〜（泣） (2023年4月17日 19時) (
レス) @page4 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
あやべぇ(プロフ) - この小説は尊い！ (2021年8月26日 1時) (レス) id: 8222d649cd (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - サクラモチさん» バズーカーは、7の方でかなり出演する予定です！あまり出せてなくてごめんなさい！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年3月18日 20時
