団結させようの段 ページ43
ある日、学園長先生とAが向かい合いながら、何かを話していた
学園長先生の話を聞いているAの顔がどんどん引きつっていく
『学園長先生…もう一度おっしゃってください…』
学園長「お主に、四年生を団結させてほしいのじゃ！」
『あの、個性が強すぎる学年をですか⁈』
学園長「だからこそ、団結させなくてはいけない！六年い組、鶯A！お主にしか頼めないのじゃ！」
『拒否権無さそうだな…』
学園長先生の気迫に押し負けた愛里は、しぶしぶ了承した
しかし、個性の強すぎる四年生を団結させるなんて、至難の技だ
しかも四年生には、毎日と言っていいほど、大胆なストーカーをしてくる浜守一郎がいるため、Aは不安しか無い
四年生の長屋へ行く足取りが重くなっていくのを、感じながら進んで行った
『なんで、学園長先生は私に頼んだんだ！文次郎にギンギンに鍛えて貰ったりした方がいいはずなのに！』
その間にも、心の叫びを口に出しながら歩く姿を忍たま達は、不思議そうな目で見ていることを、Aは気づいていない
四年生の長屋へ着いたAは、一人一人呼んでこようと思い、まずタカ丸の部屋へ向かう
『タカ丸、居るかー？…居ない。』
何処かに出掛けてしまったのかと思い、次の滝夜叉丸と喜八郎の部屋へと向かう
ガラリと部屋を開けると、何方か一人は居ると思ったが、此方も居ない
『い組も居ない…』
Aは、最後の三木ヱ門と守一郎の部屋へと向かい、扉を開けると、またすぐに閉めてしまった
部屋の中には、開いた日記があり、1ページ全てに自分の名前がびっしりと書いてあったからだ
自分に何も見ていないと言い聞かせながら、先程見たものを頭から消した
『…四年生は、何処へ行ったんだ？』
どの部屋を見ても四年生は一人もおらず、しかし今日実習は無いはずだった
頭を悩ませながら、四年生が集まりそうな場所へとAは走り出した
〜
『四年生が集まるとすれば、此処だと思うんだが…』
Aがやって来たのは、裏裏山
山道を歩きながら、辺りを見回すが、人影は一つも見つからない
しかし、目の前に罠を表す目印があるのに気付く
よく見ると、並べてあるかのように続々と罠が作られていた
『沢山の罠…こんなに作るのは、喜八郎しかいないな。ってことは、この先に！』
罠に気を付けながら、向かった先には輪になって話す、四年生五人の姿があった
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ねこまる - 尊いが過ぎる！生きててよかった〜（泣） (2023年4月17日 19時) (
レス) @page4 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
あやべぇ(プロフ) - この小説は尊い！ (2021年8月26日 1時) (レス) id: 8222d649cd (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - サクラモチさん» バズーカーは、7の方でかなり出演する予定です！あまり出せてなくてごめんなさい！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年3月18日 20時
