学園長先生の罠の段2 ページ18
一方、まだ地下では小松田さんが、松明と入門表を手に持ち、曲者に怒鳴っていた
小松田さん「みなさんが、入門表に書いた名前が嘘だと、判明しました！ちゃんとしたお名前を描いてもらいます！」
安野壌「あの、筆貸してください。」
小松田さんが「はい、えーと…」
すると、小松田さんは、筆を取り出すために手に持っていた松明を火薬に向かって投げてしまった
もちろん火薬に火を投げてしまった事で、火花が散り、一気に爆発が起き、その勢いで曲者は飛ばされて行った
尾浜「曲者供が、吹っ飛んだまま逃げて行ったぞ！」
竹谷「菜園がぐちゃぐちゃー！」
『泣くな…八左衛門。』
Aが、八左衛門を慰めていると、目を鋭くした文次郎が勘右衛門に詰め寄った
潮江「さあ、勘右衛門！もう決めただろ？どの委員会に入るか？」
いざ、決めるとなった今、勘右衛門は迷った様子を見せるが、突然現れた三郎が迷う勘右衛門の肩に手を置いた
鉢屋「何を迷う必要があろうか。お前は、五年い組の学級委員長だろ？」
『え、そうなの、八左衛門？』
竹谷「確か、そうだった気がします…」
鉢屋「だったら、学級委員長委員会に決まってるだろ。」
まさかの真実に、その場にいた全員が落胆の表情を見せる
Aは俯き、胸から猫耳を出すと、三郎に肩を組まれながら、笑う勘右衛門に近づいて行った
『勘右衛門…』
尾浜「は、はい！何でしょうか…」
『学級委員長だったって、先に言え！』
その言葉と同時に、茶色い猫耳を勘右衛門の頭に取り付けると、くるりと八左衛門の元へ戻ってしまった
ぽかんとする勘右衛門と反対に、周りは猫耳をつけた姿に、体を震わせながら、笑うのを堪えている
しかし、誰か一人が我慢できずに吹き出すと、周りもつられて、吹き出し、笑いの嵐となった
鉢屋「に、似合ってるぞw…」
善法寺「ぶっ、くっ、くっ、可愛いよ…」
『そのままニャー！って言って！』
竹谷「良いって、言うまでそのままだぜ！」
尾浜「そんなぁぁ！」
〜
その後、Aと八左衛門は、乱太郎を連れて、他の生物委員の元へ行き、猫耳姿の絵を描いてもらったとさ
『乱太郎頼んだ！』
乱太郎「準備オッケーです！それじゃ、ポーズ決めてください！」
『よし、せーの！』
「「「「「「「ニャー！！」」」」」」」
何やかんやあったが、文化祭は幕を閉じたのだった
〜
土方あかりさん、ありがとうございました！
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ねこまる - 尊いが過ぎる！生きててよかった〜（泣） (2023年4月17日 19時) (
レス) @page4 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
あやべぇ(プロフ) - この小説は尊い！ (2021年8月26日 1時) (レス) id: 8222d649cd (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - サクラモチさん» バズーカーは、7の方でかなり出演する予定です！あまり出せてなくてごめんなさい！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年3月18日 20時
