恋人は俺！の段2 ページ1
六人は町へと入り、それぞれの配置された場所へと動き出した
Aと八左衛門は、調査するドクササコの忍者に近づき、恋人のふりをしながら、付け始めた
歩き出した二人を見た五年生は、首を捻らせ、矢羽根で指示を出した
尾浜「(もうちょっと恋人らしくしないと、怪しまれますよ！)」
竹谷「(まじか…どうします？)」
『(手をつなごう)』
八左衛門は、握られた手を見て、驚く表情ではなく、嬉しさと恥ずかしさが混じったような真っ赤な顔をした
指を絡めた深い手の繋ぎ方に、Aも真っ白な肌を桃色に染めていた
初めてのデートをしている恋人同士にしか見えない二人の様子に、他の四人は、羨望の眼差しを向けていた
ドクササコの忍者の動きを気づかれないように、メモしていく
あまり、町の人にもバレないようにしたいのだが、Aのあまりの美しさに人々の目線は釘付けで、目立っているとしか言えない状態であった
二人は、できるだけ早く歩き、人々の目線から潜ろうとしていた
その時、ドクササコの忍者が団子屋へ入って行ったのだった
あとを追うように、二人も団子屋へ入り、ドクササコの忍者の近くに座り、談笑するふりをして、忍者の話に耳を傾けていた
「だから、新しい忍者を…」
「お金は、足りるのか⁈」
アイコンタクトを取りながら、会話も次々メモをしていた所、頼んだ団子が運ばれて来た
持って来た主人は、二人の顔を見て、懐かしむような笑顔を向けた
主人「初々しいねぇ」
『初めてのデートなんです』
主人「そうなのかい、こんな別嬪な彼女さん、大切にしなきゃな！」
竹谷「心から、愛する彼女なので、絶対大事にします！」
主人「お熱いなぁ！そんじゃ、ごゆっくり。」
店の主人にお礼を言い、団子を食べようと声をかけようとしたら、目の前には指先まで真っ赤にしたAの姿があった
八左衛門と目が合うと、口を手で覆い、小さな声で呟いた
『な、なんか…愛する彼女って言われて、すごい嬉しくて、顔…熱くなっちゃった…』
Aの言葉に八左衛門も同じくらい、顔を真っ赤にする
竹谷「あの言葉…本気ですよ…」
驚いて顔を上げてみると、八左衛門も口を手で覆っていた
お互い、顔を赤くしながら、ぎごちない動きで、団子を口に含んだのだった
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ねこまる - 尊いが過ぎる！生きててよかった〜（泣） (2023年4月17日 19時) (
レス) @page4 id: 580960554b (このIDを非表示/違反報告)
あやべぇ(プロフ) - この小説は尊い！ (2021年8月26日 1時) (レス) id: 8222d649cd (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - サクラモチさん» バズーカーは、7の方でかなり出演する予定です！あまり出せてなくてごめんなさい！ (2019年5月29日 23時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
サクラモチ - 最近バズーカーを見てない気が(いけドンパーンチ！ (2019年5月29日 22時) (レス) id: 7385152ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年3月18日 20時
