忍術学園の六年生には、女子がいる ２

意外な2人の喧嘩の段 ページ23

今日も、賑やかな忍術学園。

しかし、違う意味でも賑やかになっていて…




金吾「誰かー！あの2人を止めてー！」

乱「金吾！どうしたの？」


慌てながら、1年は組の教室へ入ってきた金吾。

みんなが何があったのかと聞くと…


金吾「体育委員会委員長、七松小平太先輩と生物委員会委員長、鶯A先輩が喧嘩してるんだ！」

1年は組「えぇぇー⁈あの2人が⁈」


小平太とAは、忍術学園の中でも1番に並ぶ運動神経を持つ。

そんな2人が、喧嘩なんかしたら…


喜三太「忍術学園が壊れちゃう！」


三治郎「みんなー！忍術学園が壊れそうだ！」

虎若「あの2人、本気で喧嘩してるよ〜！」


後から入ってきた、三治郎と虎若もパニックになっている。


取り敢えず、喧嘩の理由を聞こうとした時、外から大きな音が聞こえ、外へ出てみると…

小平太とAが武器を使ったりして、激しい喧嘩をしていた。



孫兵「A先輩！落ち着いてください！」

滝夜叉丸「忍術学園が滅びます！」


『落ち着いてられるかー！』

七松「何だとー！」


ドカン、ドカン、


竹谷「ああ、どうしよう…。」

しん「何があったんですか⁈」

竹谷「ん？あ、みんな！実はな…さっき委員会活動をしていた時…」




〜

生物委員会「生き物飼ったら最後まで〜！」


委員会活動を始めた、生物委員会。

いろんな虫や動物を見つけて、はしゃいでいたところ…


七松「いけいけどんどんー！」

体育委員「ぎゃー！」


ダダダダダッ


体育委員の大暴走で動物や虫が逃げてしまった…


『あ！小平太！こんな所で暴走するな！生き物が逃げてしまったじゃないか！』

七松「細かいことは木にするな！」

『謝る気持ちは無いのか！』

七松「えー、だって委員会活動だし…」

『反省して無いな…』


かなり怒ったAは、小平太からバレボールを取り上げ遠くへ投げてしまった。



七松「あー！A 何てことを！」

『お前が反省してないからだ！』

七松「だからと言ってそこまでする必要無いだろ！」

『謝れば良かったんだろ！』

七松「何だと⁈」

『はあ⁈』

竹谷「2人とも落ち着いて…」

七松、A「こうなったら、拳で決める！」

〜


竹谷「って感じで…」

乱「あの2人…大丈夫でしょうか…」

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