プレゼントにはご注意を ページ8
自室で本を読んでいるA。
ごろごろしながら、本を読んでいると、ふと自分の部屋が目に入った。
『私の部屋、物が少ないかな…?』
女子であるため、一人部屋のA
部屋には、必要最低限のものしか置いておらず、まだまだまだスペースが余っていた。
机、押入れ、、本棚、服入れ、、
『…なんか癒されるような大きな物な欲しいな…』
そんな事を考えていると、襖が開けられた。
タカ丸「Aちゃん、お届けものだよ〜」
入ってきたのは、タカ丸だった。
タカ丸は、両手で支えるように大きなぬいぐるみを持っていた。
『お届けもの?誰から?』
タカ丸「喜八郎からだよ〜」
"喜八郎"と、聞いた瞬間、ぬいぐるみを触ろうとした手を引っ込めた。
タカ丸は、何故なのかがわからず、渡そうとしてくる。
『タカ丸…悪い。喜八郎に返してきてくれ。』
タカ丸「えー⁈何で?こんな可愛いのに…」
「ほら」と言って、ぬいぐるみを近づけてくる。
確かに可愛いとは思う。
クリクリした目に柔らかそうな生地の熊のぬいぐるみだ。
しかし、喜八郎が何か仕込んでるのではと警戒してしまう。
だが、こんな大きいぬいぐるみを此処まで運んでくれたタカ丸に返すのは申し訳ない。
『わかった、貰う。ありがとう^^』
タカ丸「はーい」
悩んだ末に貰うことにした。
タカ丸が去った後、ぬいぐるみを空いているスペースに置くと、何だか部屋の雰囲気が変わった気がした。
その夜
Aは、ぬいぐるみも一緒に布団に入れ、抱きしめながら寝ることにした。
目を瞑って、ぬいぐるみを抱きしると、Aは、違和感を感じた。
『(何か…柔らかいんだけど…人の感触がする?)』
ぬいぐるみは、柔らかいのだが、何故か少し硬い、人間の感触があるのだ。
しかし、少し中身が変わっているだけだろうと思ったAは、気にせず眠りについた。
次の日
食堂は大騒ぎだった。
『どうかしたの?』
近くにいた、滝夜叉丸に聞いてみると、慌てながら事情を説明し始めた。
滝夜叉丸「昨日から喜八郎が帰ってこないんです!」
『えぇ⁈』
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satochan0101(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» コメント返すの遅くなってごめんなさい!嬉しい言葉とリクエストありがとうございます!頑張って書くので楽しみにしていてください! (2019年7月15日 0時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - 何時も面白くて見ています!リクエストです!夢主ちゃんがお風呂に入っていると突然喜八郎が入って来て襲われそうになるというのを書いてください! (2019年7月14日 17時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - cauliflower131さん» 此方こそありがとうございます!またのリクエストお待ちしてますね! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
cauliflower131(プロフ) - うわぁぁあ!めっちゃ良かったです!!ありがとうございました!またリクエストさせていただきます! (2019年7月10日 19時) (レス) id: 0bc51870a5 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - ゆうきさん» そう言ってもらえて嬉しいです!勿論書きます!楽しみに待っていてください! (2019年7月5日 7時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年1月26日 20時