部屋の中には ページ6
喜八郎と同室の滝夜叉丸は、部屋の掃除をしていた。
喜八郎は、穴掘りに出かけてしまい、文句を言いながら、作業を進めていた。
滝夜叉丸「喜八郎め…この私に掃除を押しつけるとは…」
喜八郎の机を整理しながら、埃をとっていると、引き出しの中に大きな箱があるのを見つけた。
開けていいのか悩んだ滝夜叉丸だったが、気になる気持ちもあり、開けてしまった。
滝夜叉丸は、中に入っている物を見て、体が硬直した。
滝夜叉丸「な、何故こんなにも首輪が…、手錠とかもある…」
頑丈そうな首輪に、手錠。
まるで誰かを閉じ込めようとしているのかと思ってしまうほどの量だ。
寒気を感じながらも、見なかったことにして、元に戻す滝夜叉丸。
滝夜叉丸「あ、あれはあれだろう!誰かを叱るためのお仕置きグッズだ!うん!」←
自分にそう言い聞かせながら、押入れの掃除を始めようと思い、開けると…
とんでもないものを見てしまったと、後悔した。
一面にある人の写真が貼ってあったからだ。
滝夜叉丸「これ、全部…六年い組鶯A先輩…」
どうやって撮ったのか、わからない写真まであり、怖さしか感じなかった。
急いで押入れを閉じ、喜八郎の引き出しなど、全てを見ると、寒気が止まらなかった。
滝夜叉丸「喜八郎…やばいぞ…これは…」
引き出しの中にまで、数百枚近くある写真があったのだ。
喜八郎が帰ってくる前に、急いで片付けようとしたが、いきなり襖が開いてしまった。
喜八郎「滝夜叉丸…見ちゃったの?」
滝夜叉丸「い、いや見てないぞ( ゚д゚)」
突然入ってきた喜八郎に見た事をバレないようにと目線を外したりしたが、、
喜八郎「見たんだね。」
滝夜叉丸「は、はい…」
喜八郎は、散らかったAの写真を元の場所に戻すと、滝夜叉丸に向き直った。
喜八郎「このことは、A先輩も多分知ってるから大丈夫だよ。」
滝夜叉丸「そうゆう問題じゃないだろ!」
喜八郎「なんか言った?( ^∀^)」
滝夜叉丸「いや、ナンデモナイデス。」
滝夜叉丸も、喜八郎のヤバさに気づいたのだった。
172人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
satochan0101(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» コメント返すの遅くなってごめんなさい!嬉しい言葉とリクエストありがとうございます!頑張って書くので楽しみにしていてください! (2019年7月15日 0時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - 何時も面白くて見ています!リクエストです!夢主ちゃんがお風呂に入っていると突然喜八郎が入って来て襲われそうになるというのを書いてください! (2019年7月14日 17時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - cauliflower131さん» 此方こそありがとうございます!またのリクエストお待ちしてますね! (2019年7月10日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
cauliflower131(プロフ) - うわぁぁあ!めっちゃ良かったです!!ありがとうございました!またリクエストさせていただきます! (2019年7月10日 19時) (レス) id: 0bc51870a5 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - ゆうきさん» そう言ってもらえて嬉しいです!勿論書きます!楽しみに待っていてください! (2019年7月5日 7時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:satochan0101 | 作成日時:2019年1月26日 20時