入れ替わりの危険性 ページ48
『…』
喜八郎「…」
正座をするAを仁王立ちして見つめる喜八郎の姿
何とも異様な光景に見えるかも知れないが、中身はお互い違うのだ
喜八郎(A)『最悪…』
(喜八郎)「すいませんでした。」
なんと、中身が入れ替わってしまった二人
何故こうなかったかと言うと、数分前…
廊下を歩いていたAを見つけた喜八郎は、Aに抱きつこうとしたのだ
しかし、勢いよく二人とも点灯してしまい、その際に頭をぶつけてしまい、この様な事になってしまった
今の姿は、Aが喜八郎
喜八郎がAになっている
Aは、喜八郎の顔で凄く困った顔をしたが、自分の顔をしている喜八郎の手を掴んだ
(喜八郎)「どこ行くんですか？」
喜八郎(A)『医務室。授業が終わるまで、仮病を使って寝てろ。』
(喜八郎)「つまり、布団の中でA先輩の体をあんな事やこんな事を…」
喜八郎(A)『私の顔でそんな事したら、ただじゃ済まないからな。』
今までに見た事が無いくらいの威圧を出すAにデレデレしていた喜八郎は顔を引き締めた
医務室へ着くと、新野先生に自分の姿の喜八郎を預け、Aは喜八郎の姿のまま四年い組へ向かった
新野先生「Aちゃん、どうしたんだい？」
(喜八郎)「ちょっと…頭が痛くて…」
体調が悪そうな振りをすると、新野先生は心配した顔で布団に寝かしてくれた
罪悪感を覚えながらも、布団を被り、Aの姿を堪能する事にした
滝夜叉丸「遅いぞ、喜八郎！」
喜八郎(A)『ごめん、ごめん。』
一方、喜八郎の姿の為Aは四年い組の教室へ入った
周りは教科書を必死に読んでいたりと、遊んでいる者が一人も居ない
その様子から、Aは何かを察したのだった
喜八郎(A)『滝夜叉丸、今日って…』
滝夜叉丸「聞いてなかったのか？テストが有るんだぞ。まあ、私に掛かればどんなテストでも満点なのだが！」
喜八郎(A)『テストか…まじか…』
滝夜叉丸「喜八郎、教科書でも読んだ方がいいんじゃないか？」
木下先生「おい！綾部！」
滝夜叉丸に言われた通り、教科書を出そうとしたら木下先生に名前を呼ばれた
驚きながらも、返事をすると木下先生に手招きされる
木下先生「綾部、お前は直ぐにテスト中に寝るから、今日は一番前の席でやれ。」
喜八郎(A)『(喜八郎ー！何やってんだよ！)』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
satochan0101(プロフ) - メロンソーダ大好き人間さん» コメント返すの遅くなってごめんなさい！嬉しい言葉とリクエストありがとうございます！頑張って書くので楽しみにしていてください！ (2019年7月15日 0時) (
レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ大好き人間 - 何時も面白くて見ています！リクエストです！夢主ちゃんがお風呂に入っていると突然喜八郎が入って来て襲われそうになるというのを書いてください！ (2019年7月14日 17時) (レス) id: 0747bee2c2 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - cauliflower131さん» 此方こそありがとうございます！またのリクエストお待ちしてますね！ (2019年7月10日 20時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
cauliflower131(プロフ) - うわぁぁあ！めっちゃ良かったです！！ありがとうございました！またリクエストさせていただきます！ (2019年7月10日 19時) (レス) id: 0bc51870a5 (このIDを非表示/違反報告)
satochan0101(プロフ) - ゆうきさん» そう言ってもらえて嬉しいです！勿論書きます！楽しみに待っていてください！ (2019年7月5日 7時) (レス) id: 6c2642fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：satochan0101 | 作成日時：2019年1月26日 20時
