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苺6粒 ページ7

そうしてころんくんとさとみ先輩と話しながら、委員会の場所である図書室に着いた。



「失礼しま、、、あ!」









ジェル「Aちゃんやん!」


「ジェルくん!」


ジェル「久しぶり〜!入学おめでとうな!」


ジェルくんというのは、同じ中学の先輩であり、ころんくんの友達。

ジェルくんは席に座ったまま、わたしに向かって手をひらひらさせた。



彼の周りには女の子も男の子も、たくさんの人が集まっていて。






男女関係なく人気なんだなあ、さすがだな…と思った。





ころん「ジェルくん、僕たちのことは無視なんだね」

さとみ「ジェルあいつ……」


あとでしばくか、とさとみ先輩が呟く。

そしてそれに同意するころんくん。









ころんくんたちは、中学のときからとっても仲が良かった。


わたしが2年生になって転校してきて、たまたまころんくんと莉犬くんと同じクラスになって。


2人は誰とでも仲良くなれるタイプだから、わたしと友達になってくれたの。







そして、ころんくんたちのおかげで花ちゃんっていう大親友もできた!

すっごく感謝してるんだ!









さっき聞いた話なんだけど、1年生のときはころんくんたち…さとみ先輩と、もう1人の先輩も含めた6人と花ちゃんでグループになってたんだって。




そこでみんながたまたまわたしに声掛けてくれたおかけで、こうやってみんなと出逢えた。

うれしい。






わたしも、中学のときからさとみ先輩のこと知ってたかったな。








……って、わたし




なんでこんなにさとみ先輩のこと考えちゃうんだろう…?

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:雨 宮 。 | 作成日時:2019年8月16日 22時

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