FLASHBACK/fourseasons

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気がついたのは白い天井。




鼻と口を覆っている違和感に触れてみると、酸素マスクってやつかなこれは




ぴーっ、ぴーっと言う機械音は誰かの心電図モニター。




病院かここは。




看護師さんが、私が目を覚ましたのに気づき、近づいてくる。




看護師『ここは病院です。あなたが倒れたので救急車を居合わせた方が呼んでくれたんです。お名前、言えますか？』




私が、倒れた？




ああ、あの時苦しくなって…




イマイチ自分の中で整理出来ず混乱しながら看護師の話を聞いた。




その日のうちにレントゲンを撮られたりと検査があった。




そして、精密検査のために入院してくださいと言われた。




ショックだよ。




倒れたのなんて、貧血だったんじゃないの？




それとも私、何か病気なの？




大学の友達には今日あったことをあらかたLINEで説明しておいた。先生に伝えてもらわなきゃね。
親友の吉岡綾は心配してくれつつ、退院したらノートを見せてくれると言った。




1度家に帰り服などを持ち、もう一度病院へ、そしてそのまま入院になった。




その頃にはもう夜の7時半になっていた。

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