細い腕 ページ24
タクトside
カランカラン…
俺はレモンティーを取り出した。
汗をかいたあとだからか、冷たいのがやけに喉に潤う。
、
タクト「はぁ…」
一人、ため息をついていると
、
、
『日向…....くん。』
俺を【日向】と呼ぶAがいた。
、
俺は何も言えずにいると、自動販売機まで来て
、
ピッピッ…....ガランガラン…
、
それをみて俺は思わず吹いてしまった
タクト「ぶっ笑…....ったく、Aまじで変わってねーな、夏でも冬でも絶対温かいレモンティー…」
あ、やべ。
、
驚いた顔をするA
、
少し場の空気が悪くなった、
タクト「わ、わりぃ、俺もう行くわ。」
ギュッ___________
、
立ち去ろうと背を向けると
小さくて細い腕が、体が、俺の腰をギュッと持っていた
背中に温かいものが感じる
タクト「…....ッ…離せy『タクト…ッ…!』」
ビクッ。
大きな声で名前を言われる。
『タクト……....ッ…タクト….ッ…タクト…』
優しく優しく俺の名前を言う
タクト「やめろ…ッ…」
『タクト…....』
タクト「やめろっつってんだ…....ん…!?」
勢いよく振り向くと唇を重ねられた
、
頬に少し冷たいAの手
Aは俺の方を向いてにっこり笑う
、
、
『タクト…....ッ…私ね?本気でボールを追いかけるタクトが大好き。負けず嫌いで、自己中で、わがままで…ッ
でも!…凄く優しい…ッ…。』
タクト「やめろよ…ッ…」
涙を流すAは、俺の心を揺るがしていく
、
『真っ直ぐで、バスケが大好きで、…ッ…私を…
愛してくれて…ッ…。
そんなタクトが大好きだよ…ッ…?』
タクト「…ッ…俺は…俺は」
ギュッ__
今度は強く前から抱き締めてくれる
、
『バスケ…本気でしようよ!…ッ…私と一緒にまた…中学の時みたいに戻ろう‼!』
、
本気…
俺は俺は…本気で
タクト「バスケがしたい…ッ…!」
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4げさん(プロフ) - みぃ*さん» ありがとうございます!頑張ります! (2015年3月10日 19時) (レス) id: cbb716ae05 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ*(プロフ) - はるくんが好きなのではるくんの優しいとこにきゅんきゅんしてます!続き楽しみに待ってます!頑張ってください! (2015年3月9日 21時) (レス) id: c0d3836d3b (このIDを非表示/違反報告)
4げさん(プロフ) - ピエロさん» ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです! (2015年3月9日 0時) (レス) id: cbb716ae05 (このIDを非表示/違反報告)
ピエロ - 久しぶりに早く続きが見たくなる作品です!あぁ、早くみたいです… (2015年3月8日 21時) (レス) id: a9ac5df0c9 (このIDを非表示/違反報告)
花翔(プロフ) - 4げさんさん» うん。もう最高です。 (2015年3月6日 23時) (レス) id: f7d229a6c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:4げさん | 作成日時:2015年2月24日 19時