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5話 ページ5
貴方side
あ｢随分綺麗なところだね。ここはお父さんとお母さんと3人で住んでるの?｣
奏｢ううん。私1人だけだよ。…入って｣
あ｢お邪魔しまーす。そっか。ごめん変な事聞いちゃって｣
奏｢ううん、気にしてないからいいよ。｣
あ｢そっか。｣
奏｢うん。あ、荷物ありがとう。全部部屋に持っていくから｣
あ｢いーよ。はいどうぞ。｣
ｺﾞﾄｯ
あ｢え、なんか落ちたよ…ってこれカップ麺じゃん。これ美味しいよね。｣
奏｢うん、美味しい。この会社のカップ麺美味しいんだ｣
あ｢そーなの!この味しか食べたこと無かったなあ。｣
奏｢良かったら食べる?私も今から食べようと思ってて｣
あ｢いいの!じゃあお言葉に甘えて。｣
奏｢うん。もう一個はどこにあるかな｣
ｺﾞｿｺﾞｿ
あ｢え、待って待って。全部カップ麺なの?その袋｣
奏｢うん。カップ麺は美味しいよ｣
あ｢そうじゃなくて…はぁ…わかった。これから私がご飯作るよ。だから毎日カップ麺禁止ね。｣
奏｢いいよ、だって手間がかかるじゃん。カップ麺ならお湯入れて3分でできるし。…あ、あった｣
あ｢やかんでいいの?｣
奏｢うん、ありがとう｣
あ｢おっけー。…っと。いや便利なのはわかるんだけど栄養偏るよ?｣
奏｢私は曲が作れるならなんでもいいよ｣
あ｢…なんでもいいって、後に困るの君だよ?…ん?歌?｣
奏｢うん歌。私ちょっと歌作ってて。｣
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作者名：欒 | 作成日時：2021年11月29日 5時
