いつかの偶然『25時、ナイトコードで。』 (ページ2)

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2話ページ2

奏side

Amia『ふぁあ…僕ちょっと寝ようかな。』

えななん『私も。さすがに13時間はきついかも』

Amia『え、うそ!僕達そんなにやってたの?』

K『えななんとamiaは夕方からずっとやってたもんね。』

えななん『うん。１回気になったら色んな場所が気になりすぎて止まんなくなってさ…』

Amia『僕も僕も!こっちのエフェクトの方がかっこいいかなーってやってたら止まんなくなっちゃった…あはは…』

K『そうなんだ。私もキリいいから今日は寝ようかな。あ、音源送っておくから時間のある時にでも確認しておいて』

Amia『おっけー!』

えななん『はーい』

Amia『じゃあ僕寝るね。えななん Kおやすみ!』

えななん『おやすみ』

K『うん。また後で。』

奏｢はぁ…あ、お腹すいてきた。カップ麺食べよ。…あ、もうストックないの忘れてた。うん、買いに行こう。こんな空腹じゃあんまり作業進まなそうだし｣

寒い。
普段暖房いっぱい効かせてるから分からないけど、もう冬なんだ、早いな。
…確かこの時間はこっちの道混んでるんだっけ。
トンネルがある方通っていこうかな。

…寒い。風が冷たい…
早く買って帰ろう。

奏｢…?楽譜?｣

奏｢〜〜♪｣

音が1個でとてもシンプルな歌だけど、
……うん。とても暖かくて素敵な歌だな…
でもなんでこんなところに…

…寝息?

奏｢え?…っ!…あ、誰か寝てたんだ。この楽譜もあの子のかな。戻しておいてあげよう。｣

あの子の近くに楽譜を置いて私は、お店へと向かった。あの曲今度はちゃんと音付きで聞きたいな。