彗星列車のベルが鳴る (ページ1)

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題材にさせていただいた曲
彗星列車のベルが鳴る/After the Rain

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正直に言うとこのお話を更新するかどうかすごく迷いました。
このお話を書こうと決めたときに橙さんが脱退して契約解除になってしまったからです。
もう一般人になってしまった以上、小説の中に彼をメインとして登場させていいのかってすごく葛藤がありました。

私は他の作品を見たことがある方は存じ上げてる方もいらっしゃるかもしれませんが、この界隈をメインに応援しているわけではありません。
もっと言うと知らない人達の方が多いのが事実です。
その中で、私がAぇ!groupを知るきっかけとなったのが脱退してしまった彼でした。
シーズンレギュラーとして彼が出ていた番組を偶然視聴していたことが始まりでした。
そこからどんどんグループを調べて、見て、聞いて惹かれていって陰ながら応援しようって気持ちになってました。

昨年末にそんな彼が契約解除によって脱退・退所するニュースを知らされてから約4か月が経とうとしています。
その中で彼がいたグループが今日、CDデビューをすることが発表されましたね。
この知らせを聞いたときに私はこのお話を投稿して完結させようと決めました。

本音は6人でデビューしている姿が見たかったですしこれからの活躍も楽しみにしていた分、彼がいなくなったことの衝撃が大きかったですし未だ立ち直れてはいません。
ですが、5人が前を向いて歩んでいってCDデビューを掴み取ったという事実は変わりませんし、それまでは彼もデビューするために一生懸命に活躍してデビューという夢の切符を掴もうとしていたことも事実です。

　「Aぇ!groupは6人組」

長い月日が経っていたのでそれが当たり前となってきていましたが、昨年末の出来事で当たり前のことではなかったんだと感じました。

このお話はそんな思いを詰め込んで作成したお話となっています。
今、私たちが生きているということは当たり前のことではなく「幸せ」なことなんだと思って読んでいただけたら嬉しいです。

前置きが長くなってしまいましたが、本編公開までお楽しみにしていてください。