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4．心の声（本音） ページ6
宴を終えて皆は酔いつぶれていた。
なんだか楽しかった。初めて自分が生きてもいい気がした。私は…生きてていいのか…ずっと悩んでた。村の人達には"悪魔"と呼ばれ…親には、私を売って自分だけ助かろうとした。
なのに私は誰かに愛される事を夢見た。
そして…白ひげ海賊団に見つけられた。
もう一人の私が言っている。
〖このまま生きていいのか？幸せになっていいのか？お前は"悪魔"だろ？お前はまた裏切られるかもしれないと考えないのか？〗
私はもう一人の私の言葉を否定する。
【生きてもいいかはこの先自分で決める。"悪魔"？海賊だって市民から見れば"悪役"じゃないか。白ひげはどんな事があっても"家族"を裏切らない。確証はないがな？】
それ以上もう一人の自分が問い掛けて来る事はなかった
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作者名：影月（さと） | 作成日時：2021年4月10日 1時
