頼って、甘えて、Doside ページ49
今、俺のAと言ったりできるなんて、あの屋上でAに初めて会った時想像出来ただろうか？
Aの香りがする車の中、運転席でハンドルを握るAを見つめる。
加速するスピードのように、俺の気持ちは一気に火がついたようだった。
普段、こんなに何かに執着するなんて無いのにAにだけは違っていた。
Aの周りにはAを気に入っている男が多すぎる。
だいたい、何で自分でこんなに可愛いし、こんなに綺麗なのに警戒しないんだ？
Do「ねえ、A？何人彼氏がいた？」
A「はい？なにそれ、言わないとダメ？ｷﾞｮﾝｽは？」
Do「僕はいいの。」
A「本当に少ないよ(笑)」
Do「じゃあ、男友達は？」
A「なんなの？中学、高校、大学、会社の同期、あとは取引先の人とか入れたら・・・」
Do「女の子の友達より多いんでしょ？
A「えっと、そうだね？え？何で判るの？」
Do「Aの事なら判るの。」
ほらね、Aは意識してなくても向こうは意識してるんだよな…。
この天然は、俺が見張らないと本当に危ないな…。
A「なんなの？さっきから睨んでない？」
Do「ん？何でも、…いや、もう一度キスしたいなぁって」
A「…」
Aは無言で顔を赤くした。
本当に襲ってしまおうか、と思う位に可愛いくて笑ってしまう。
A「何で笑うのよっ！急にキスとか言わないでよ！」
Do「ごめんごめん、許してください」
A「ｷﾞｮﾝｽの誕生日とか聞いておかないとね。」
Do「残念、1月。次は来年。」
A「次は何歳？」
Do「24だよ。」
A「え？２４歳？今２３歳ってこと？」
Do「うん。」
A「ｾﾌﾝさんよりお兄さん？」
Do「だから、そうだよ！」
A「そうなんだね。」
Do「どうせ、僕の方が幼く見えたとか、可愛いとか言いたいんでしょ？」
チラッとAを横目で睨むと、図星の顔して気まずそうに運転に集中してるふりしてる。
Do「言っておくけど、僕はAを年齢では考えてないから、僕は男でAは女の子だから僕を頼って、僕に甘えて、何なら僕が居ないとダメになってほしいくらいだよ」
A「今までの彼女にもそうなの？」
Do「ううん、僕、家族の中でも兄が居たし、頼る事はあるけど頼られるのは苦手だった。でも、Aには僕が居ないとダメって言ってもらいたい。こんな事初めてだ。」
自分でも驚いていた。
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さとまあ(プロフ) - 山ちゃんさん» ありがとうございます。頑張りマッス！( *´艸) (2016年7月18日 22時) (
レス) id: 24191b2c58 (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん - いつも読ませていただいてます(*^-^*)最近読み始めたのですがとても面白いです！更新頑張ってください＼(^^)／応援してます(*´ω｀*) (2016年6月24日 20時) (レス) id: f68067785e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとまあ | 作成日時：2016年5月23日 18時
