誰にも教えない Doside ページ30
仕事場からAにメールを送る。
【何してますか？】
他の奴にバレないように写真を撮ったら顔面に近すぎた。
でも、きっとAは笑ってくれると思った。
CY『ね〜さっきから何で携帯見てニヤニヤしてんの？』
BK『さっき自分の事撮ってたよね？誰におくるの？』
Do『・・・母さん』
ﾁｪ『んなわけ、あるか〜い。Aさんとか？』
CY『え？Aさん？聞いたの？ねえ？ｱﾄﾞﾚｽ聞いたの？』
Do『聞いた。だから？』
BK『僕にも教えてよ！』
Do『なんで？』
BK『え？・・なんで？何でって・・』
CY『ずるいじゃん。』
Do『なんで？』
CY『なんでって・・』
二人を見つめると結局俯いてブツブツ言うだけだった。
誰が教えるか！・・そう言いそうになるが、まだ仕事の途中。
グッと抑えた。
Aからは、返信の無いままだった。
夜までかかる写真撮影とインタビューに正直飽きてきた頃。
【僕、仕事頑張って早く終わらせるから待っててね！】と柄でもなく送る。
時間帯と疲れのせいで文章もナチュラルハイで笑った。
その途端に携帯が鳴ると
Aの写真が付いたメールが来ていた。
ただ、その文章を読んで嫌な予感がした。
『あんなに注意したのに・・こんな時間に。』
そう一人でつぶやくと後少しで終わるだろう仕事を確認して返信した。
〈これから買い物。〉ってもう夜も遅いのに。
俺の頭の中で昨日のサセンがチラチラ、過る。
【女の子一人で、夜は危ない！ダメ！僕、もうすぐ終わるから！待ってろ！】
そう送ると行動に移した。
Do『ﾏﾈﾋｮﾝ！俺の分の撮影終わったから先に帰ります。』
ﾏﾈ『え？何で？ちょっと待てよ！』
Do『頭と喉が痛い。先帰って休みます。』
ﾏﾈ『しかたねーな。・・気をつけろよ？』
ｽﾎ『大丈夫？』
ｶｲ『俺一緒に行こうか？』
Do『まだ残ってるだろ？俺一人で大丈夫。じゃ！』
他の奴らが気が付かない内に走って、呼んでもらったタクシーまでたどり着くと
行く先のわかっている運転手がどこまでと聞かないまま発車してくれた。
降りる時にのど飴までくれるので
Do「あ、ありがとうございました。」と一言挨拶して降りた。
マンションのエントランスを抜け、外の道路から左右を見渡すがAの姿はなかった。
地図アプリで一番近くの店を検索すると2件ヒットした、が1件は閉店時刻が過ぎている。
Do『こっちか！』
Aに電話しながら店のある方向に走り出した。
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さとまあ(プロフ) - 山ちゃんさん» ありがとうございます。頑張りマッス！( *´艸) (2016年7月18日 22時) (
レス) id: 24191b2c58 (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん - いつも読ませていただいてます(*^-^*)最近読み始めたのですがとても面白いです！更新頑張ってください＼(^^)／応援してます(*´ω｀*) (2016年6月24日 20時) (レス) id: f68067785e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとまあ | 作成日時：2016年5月23日 18時
