知りたい ページ12
ｼｳ「Aさんは、何歳なの？」
A「今年の夏で26才になります。」
BK「えー年上？ミンソギヒョンと一緒だ」
大きなダイニングテーブルのあるキッチンに無理やり手を引っ張られ、背中を押され、連れてこられた私はテーブルの真ん中に座らされ、色の白い可愛らしい男の子に尋問のように質問され続けていた。
ｼｳ「Aさんはさぁ、仕事してますか？」
A「してますよ。広告代理店に勤めてます。」
ｼｳ「コウコク？それって食べ物？」
A「違います…。」
ｼｳ「じゃAさんは、どんなカスが好き？」
A「カス？…か、カスですか？」
BK「あ…えっと歌手ですよね？」
ウンウンと頷くｼｳ。
A「ｼﾞｬｽﾃｨﾝティンバーレイクとか、ブルーノマーズとか、あ、マルーン5も好きですよ。」
ｼｳ「…あとは？」
A「…え？」
今の今まで可愛らしい頬杖をついて私に話しかけていたのに、起き上り真剣な表情に。
ｼｳ「あとは？日本人なのに日本のカス＜歌手＞とかは？」
A「え？・・・平井堅とか、宇多田ヒカルとか、綾香とか・・」
BK「僕も好き。聞き入っちゃうよね。」
ｼｳ「K-POPは聞かない？」
A「う〜ん。」
ｼｳ「僕見たことない？」
A「もしかして有名人ですか？」
ｼｳ「そうですよ〜！！僕、ﾐﾝｿｸって言います。でもｼｳﾐﾝって呼ばれてますよ〜。」
A「凄い！でも知らなくてゴメンナサイ」
ﾁｪ「僕はﾁｪﾝです。宜しくお願いしまーす」
A「ﾁｪﾝさんは中国の方ですか？」
日本語が判らずキョトンとするﾁｪﾝが笑う。
A「宜しく」
そんな状況で会話していると
CY「Aさんは辛いの大丈夫？」
と後方から声が聞こえた。
A「はい」
ドンとテーブルにお皿が置かれ、見るとレタスに埋もれたチャーハンだった。
Do「ｷﾑﾁﾁｬｰﾊﾝです。」
と後方の流しから聞こえ､振り返るとｷﾞｮﾝｽと目が合った。
A「ｷﾞｮﾝｽさんありがとう。あのぅ」
Do「はい」
A「新しいベット使って、ごめんなさい。」
Do「大丈夫ですよ」と笑った。
A「私の匂い付いちゃったら悪いから後でﾌｧﾌﾞﾘｰｽﾞ買ってきますね。」
CY「Aさん良い香りだから大丈夫だよ。ね？」
とｷﾞｮﾝｽを全員で見ると・・・
真っ赤な顔でこちらを見ていた。
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さとまあ(プロフ) - 山ちゃんさん» ありがとうございます。頑張りマッス！( *´艸) (2016年7月18日 22時) (
レス) id: 24191b2c58 (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん - いつも読ませていただいてます(*^-^*)最近読み始めたのですがとても面白いです！更新頑張ってください＼(^^)／応援してます(*´ω｀*) (2016年6月24日 20時) (レス) id: f68067785e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとまあ | 作成日時：2016年5月23日 18時
