出会い2 ページ2
ピンポーン…。
ピンポーン、ピンポーン、ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン！！！
連打されるチャイムで起きる朝は最悪だ。
眠たい目を擦りながら遺影の祖母と目が合う。
A「だれだろ・・・こんな朝早くに・・・」
起き抜けに突如起こされ鳴り響くチャイムに焦らされて着替える余裕も無くそのまま玄関に向かった。
インターフォンのモニターに出ている時刻を見ると朝6時50分。
そしてモニターには数人の男性が居るようでモニター越しにももちろんだが、ドアを通り抜けてガヤガヤが伝わってきた。
とにかく、数分置きに鳴らされるチャイムを止める為にモニタ−の応答ボタンを押す。
A「はい・・？どちら様ですか？」
モニターに映る人たちの動きがピタッと止まりインターフォンの声の出る一点を一斉に見つめだした。その様子がまるでミーアキャットの家族のようで笑ってしまった。
直後に代表してなのか先頭の男が一人、モニターに近づいて声を発した。
近づいて分かったが若い男性だった。
男「あ・・どちら様じゃないですう。明日からココに来ますう。ごあいさつにきましたあ。
えっとお。駐車場のカギをもらいにきましたあ。プレゼントしました？・・？」
たどたどしい日本語でしゃべる男の言葉がなんとなく判ったのでチェーンをかけたままドアを開ける。
ガチャっと言う音が鳴ると一斉に視線がドアの隙間にいる私に向けられるのが分かった。
そのとき初めて自分がTシャツに短パンだった事に気づいた。
A「カギ？今持ってきますから。ちょっと待って！いてもらえます？」
男「あの！プレゼント！」
ドアの隙間から長方形の箱を持った腕が割入って来て、私は後ろに逃げた。
すると比較的重たい玄関ドアが閉まり、腕が挟まれてしまった。
男「アプダっ！！！痛いでっす痛いでっす！！」
騒ぐ声に慌ててチェーンを外してドアを開けた。
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さとまあ(プロフ) - 山ちゃんさん» ありがとうございます。頑張りマッス！( *´艸) (2016年7月18日 22時) (
レス) id: 24191b2c58 (このIDを非表示/違反報告)
山ちゃん - いつも読ませていただいてます(*^-^*)最近読み始めたのですがとても面白いです！更新頑張ってください＼(^^)／応援してます(*´ω｀*) (2016年6月24日 20時) (レス) id: f68067785e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとまあ | 作成日時：2016年5月23日 18時
