エスコート ページ9
A『あの・・・』
ＹＮ『心配したよ〜。ﾁｬﾝﾐﾝも走って行っちゃうし。とりあえず良かった。』
ニコニコと笑いながらAの肩に手を回してココにと椅子をひいてAをエスコートするユノ。
Aはコートを脱ぐと椅子に掛けようとする。
隣で座っていた黒髪の人が振り向いてAのコートを手に取った。
A『あ、すいません当たりました？』と慌てて謝る。
黒髪に漆黒の瞳の人は優しげな笑顔でAを見つめる。
・・・・？
あれ？まだ泣き顔わかるかな？
その人は更ににっこりと笑った。
『コンバンワ、Aさん？ですよね？・・僕はミンホと言います。』
少年のような笑い方をするとAのコートを掴み、立ち上がると後ろのハンガーに掛けてくれた。
A『あ・・ありがとうございます。』
ミンホ『いえいえ・・・日本語合ってますか？』
A『あ、ええ。お上手です。』
気恥ずかしくなり俯いてしまった。
ユノとミンホの間に座るA。
長いテーブルの奥、ユノの向こうには筋肉の逞しい男性と明るい髪色の女性が座る。
チラッとそちらを見て、少し場違いな気がするA。
ミンホ『Aさん大丈夫ですよ？みんなあちらはダンサーですね。
もう八年程ヒョン達と仕事してる人達ですよ。緊張ですか？』
ユノが笑う・・『ハハハ。急だもんね。
驚くよ〜・・Aちゃんとはタイプが違うもん。
Aちゃんは呑める？』
A『あのっ。あんまり強く無いんですけど・・一杯くらいなら・・・』
ＹＮ『わかった！えっとじゃあ・・』とテーブルを見渡すユノ。
店員さんが注文を聞きに来た。
ミンホ『梅酒サワー美味しいですよ。』
A『じゃ、同じのお願いします。』
俯いていた顔を上げるA。
長いテーブルの正面にﾁｬﾝﾐﾝが座っていた。
ＣＭ『僕はとりあえず、生。ジョッキで！！
テミナは・・・オレンジジュース？コーヒー牛乳ってあるの？』
店員『有ります。』
ＣＭ『じゃ、コーヒー牛乳』
店員がお辞儀をして暖簾をくぐり出て行く。
ﾁｬﾝﾐﾝの隣、ミンホの正面にはあの髪の長い可愛らしい人が座っていた。
Aはあえて見ない振りをする。
Aはﾁｬﾝﾐﾝとその人の距離が近づく度に胸が締め付けられた。
・・・嫉妬してる？私。あんな可愛らしい人ならﾁｬﾝﾐﾝが喜ばないわけ無いよ。
こっそり下唇をかみ締めていた。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えみ(プロフ) - 私も！はじめましてですが、第一章から読みたいです URL教えて頂けますか？お願いしますm(_ _)m (2012年11月18日 19時) (携帯から) (
レス) id: a418e30b2e (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - hanaさん、いつもありがとうございます。我慢し過ぎたﾁｬﾝﾐﾝをお楽しみに！ (2012年5月6日 0時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - チャンミ〜ン！我慢しようと思えば我慢出来るんだねー!?(笑) 愛、感じる〜♪(萌)＼(^o^)／ (2012年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 0b483227ae (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ｈａｎａさん、ミノにももう少し絡んでもらおうと考えてます。楽しんで頂ければ幸いです。ありがとうがざいます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ミキさん、理想のﾁｬﾝﾐﾝを楽しんでもらえるように頑張ります。ありがとうございます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2012年4月20日 15時
