睨みあう ページ4
暗闇の中、街灯のオレンジの光りが遠くを照らす。
ﾁｬﾝﾐﾝは逞しい腕の中に泣きじゃくるAを包んで落ち着くのを待った。
口づけて、瞳を見つめる。
息を吹き返すように呼吸をするAは両方の手のひらでﾁｬﾝﾐﾝの着ているダボッとしたグレーのセーターを捕まえている。
ﾁｬﾝﾐﾝが唇を離してAの背丈に合わせるように屈んで頭を撫でる。
ＣＭ『A？もう大丈夫。少しだけ待ってて・・・。ね？そしたら一緒に居られるからね？』
目をこすりながら頷くA。
Aを見つめてフッと笑うとﾁｬﾝﾐﾝの目が獣のように光った。
クルッと後ろを向くと大泉が玄関のドアからAのカバンを持って出てきた。
長い足をゆっくりゆっくり動かして大泉に近づくﾁｬﾝﾐﾝ。
大泉はたじろぐ事も無く、迫り来るﾁｬﾝﾐﾝを見た。
大泉『君が？シム君？』
余裕の笑みでﾁｬﾝﾐﾝの真剣な眼差しをあざ笑うように聞いている。
ＣＭ『そうです・・・あなたが僕のAを泣かせた大泉さんですか？』
大泉の視線がﾁｬﾝﾐﾝを抜けてAを見つめた。
大泉の眉がピクンと動いた。
大泉『Aちゃんを傷つけようとする君がナイト気取り？泣かせるのだって目に見えてるよ。』
ﾁｬﾝﾐﾝの足が大泉の前で止まった。
お互いに睨み合うように視線をぶつけ合う。
ＣＭ『誰がAを泣かせますか？傷つけますか？僕が？なぜ？』
見下すように大泉を見るﾁｬﾝﾐﾝが鼻で笑った。
ＣＭ『Aは僕の女です。僕の人生で最後の最高の女です。
・・・泣かせる？傷つける？
・・・この僕がですか？ありえません。』
大泉が笑った。
『わからないのか？
君は日本人じゃないんだから・・彼女を、日本人の彼女と結婚でもするの？
違うんだろ？
簡単な恋愛だけ出来るようなその辺の女とは違うんだってAちゃんは・・・。わかってくれよ。
彼女を君みたいな若い外国人が通りすがりに恋愛を楽しむだけの相手にしてほしくないんだって・・・。』
大泉の視線がﾁｬﾝﾐﾝとAを交互に見つめる。
ＣＭ『遊びじゃない。・・・
あなたに言う事じゃないけど僕はAと結婚したいと思ってるよ。』
その言葉にAも驚いた。
大泉がﾁｬﾝﾐﾝの顔をジッと見つめる。
・・・・大泉『おまえ？芸能人だよな？・・・えっと・・東方・・。』
ﾁｬﾝﾐﾝが力強く瞳を見開いて大泉を睨んだ。
ＣＭ『いま関係ありますか？』
低い声で答えた。
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えみ(プロフ) - 私も！はじめましてですが、第一章から読みたいです URL教えて頂けますか？お願いしますm(_ _)m (2012年11月18日 19時) (携帯から) (
レス) id: a418e30b2e (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - hanaさん、いつもありがとうございます。我慢し過ぎたﾁｬﾝﾐﾝをお楽しみに！ (2012年5月6日 0時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - チャンミ〜ン！我慢しようと思えば我慢出来るんだねー!?(笑) 愛、感じる〜♪(萌)＼(^o^)／ (2012年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 0b483227ae (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ｈａｎａさん、ミノにももう少し絡んでもらおうと考えてます。楽しんで頂ければ幸いです。ありがとうがざいます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ミキさん、理想のﾁｬﾝﾐﾝを楽しんでもらえるように頑張ります。ありがとうございます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年4月20日 15時
