弟たち ページ27
オニュ「へー。」
楽屋にこじんまりと座り、テミンの話に耳を傾けるオンユ。
「でね、口がおっきくなって食べられたってさぁ！
ぎゃははっ。」
テミンの大笑いが廊下に響く。
アリーナの楽屋は壁はあるものの、壁の上には仕切りが無いので隣合わせの部屋には声が届く。
隣の部屋で出来上がった衣装を合わせていたﾁｬﾝﾐﾝにはテミンの軽快且つ、ユーモアたっぷりに話す今朝のﾁｬﾝﾐﾝとAの出来事が聞こえていた。
ユノもﾁｬﾝﾐﾝの隣で衣装を合わせている。
ユノは直接ﾁｬﾝﾐﾝを見ないで、怒りの度合いを鏡越しに確認している。
ワナワナと震えるﾁｬﾝﾐﾝ。
♪携帯♪
ﾁｬﾝﾐﾝの携帯が鳴る。
上半身裸で自分の私服のジーンズを探るﾁｬﾝﾐﾝ。
ユノから見てもAからだと判る程、急ににこやかになるﾁｬﾝﾐﾝ。
A「今、仕事？だよね。」
ＣＭ「そうです。どーかした？」
A「何でもないよ。ちょっと寂しくなっただけ。大丈夫。ごめんね。」
ＣＭ「A?終わったらすぐ電話…。待って。このまま待って。」
ﾁｬﾝﾐﾝは携帯を握りしめたまま部屋を出ると、隣の部屋に入った。
急に入ってきたﾁｬﾝﾐﾝにびっくりするオニュ。
テミン「ど、どーしたの？ヒョン？」
ミンホは見ていた雑誌を落としてしまっていた。
ＣＭ「僕のAが寂しがってるから僕が終わるまで笑わせておいて。」
ﾁｬﾝﾐﾝが携帯を掲げて威圧感たっぷりに微笑んだ。
ＣＭ「A?僕が終わるまで優しい弟たちがAを楽しませてくれるからねっ。」
そう言ってカリスマの目でオンユを睨み付け、携帯を渡し、部屋を出て行った。
困るオンユはそのままミンホに渡す。
ミンホ「Aさん？僕、ミンホです。」
A「あー、この前はどーも。」
ミンホ「僕、面白い事って言われてもですね、え？
別にいいって、切られてしまうとヒョンは僕を殺しに…。」
テミンが携帯を奪う。
テミン「僕だよー。ヌナぁ。ヌナのテミンだよぉ。」
…。
オンユ「ミノヤ、珍しくテミナが懐いてるね。
ヒョンの彼女、いいひとなんだね。」
ミンホ「可愛くて綺麗な人でした。
チャミナヒョンと違ってド級の天然でしたが、
僕には真っ直ぐで純粋でヌナとは思えない
感じの人に見えました。」
オンユ「テミナもあれで結構、人を選ぶからね。
ところで何で顔赤いの？」
ミンホが俯く。
ミンホ「何でも無いですよ。」
ラッキーアイテム
革ベルト
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えみ(プロフ) - 私も！はじめましてですが、第一章から読みたいです URL教えて頂けますか？お願いしますm(_ _)m (2012年11月18日 19時) (携帯から) (
レス) id: a418e30b2e (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - hanaさん、いつもありがとうございます。我慢し過ぎたﾁｬﾝﾐﾝをお楽しみに！ (2012年5月6日 0時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - チャンミ〜ン！我慢しようと思えば我慢出来るんだねー!?(笑) 愛、感じる〜♪(萌)＼(^o^)／ (2012年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 0b483227ae (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ｈａｎａさん、ミノにももう少し絡んでもらおうと考えてます。楽しんで頂ければ幸いです。ありがとうがざいます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ミキさん、理想のﾁｬﾝﾐﾝを楽しんでもらえるように頑張ります。ありがとうございます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年4月20日 15時
