負けました。 ページ21
ﾁｬﾝﾐﾝが大きな声で『僕は・・・』とAの後ろで言う。
その声に驚いてふり返るA。
Aの体の正面に座りなおすﾁｬﾝﾐﾝ。
膝をついてAの手を取る。
『僕は・・・Aが居ないとダメみたいだ。』
ﾁｬﾝﾐﾝが膝をついたままAの両手を掴むと俯いてしまった。
ＣＭ『寂しいからかと思った。日本に来て知らない土地だからとも思った。
けど韓国に戻っても、沢山の友達に囲まれても、大好きな後輩や先輩と居ても。
ステージの上でも、歌を歌っていても・・・
君が居ないと、Aが傍に居ないと不安で胸が苦しい。
Aが居ないと僕は呼吸が出来なくなる・・。』
Aは震えるﾁｬﾝﾐﾝの冷たく湿った手を握り返した。
A『ﾁｬﾝﾐﾝ・・・またこんなに手に汗かいて・・』
困ったように笑うAがﾁｬﾝﾐﾝを見つめて微笑んだ。
A『私はあなたが居るから強くなれる。
私は、身体が離れていたってあなたと、いつも繋がっていると思ってる。
ﾁｬﾝﾐﾝは違うの？』
ﾁｬﾝﾐﾝがハッとする。
・・・・確かに、身体が離れているから寂しがっている…
Aは僕と深く繋がっていてくれてたのに。
まったく、僕は・・・。
ＣＭ『僕は・・・。』
そっとﾁｬﾝﾐﾝの頬を包むAの小さな両手。
その上からﾁｬﾝﾐﾝの両手が掴み、手のひらにキスをした。
優しい微笑みでﾁｬﾝﾐﾝを見つめるA。
ＣＭ『負けました。Aの勝ちですね。』
ﾁｬﾝﾐﾝの唇がAのおでこにチュッと軽いキスをする。
少し驚いてﾁｬﾝﾐﾝを見るAがにこやかに笑う。
ＣＭ『だけど、やっぱり他の男に近づいてはいけないよ。
ミノもユノもテミナもっ！！！
大泉もっ！！！』
ふざけるように膝をついたままAを抱きしめるﾁｬﾝﾐﾝ。
勢いあまってAを押し倒した。
下敷きになったA。
笑いあっていた声が消えてシーンとする。
床に仰向けに寝そべるAの髪をそっと掻き分けてあげるﾁｬﾝﾐﾝ。
ＣＭ『愛してる？』
Aを至近距離で見つめるﾁｬﾝﾐﾝ。
大きな瞳が潤むA。
A『愛してる…。』
ＣＭ「もう、ダメ。キスさせて…」
優しく唇を重ねる。
愛おしく深く、永遠と思えるようなつかの間のキス・・・
♪〜携帯〜♪
そしてﾁｬﾝﾐﾝの携帯が鳴る。
相手はマネージャーだった。
ＣＭ『あ〜もぅ！！！』
ラッキーアイテム
革ベルト
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えみ(プロフ) - 私も！はじめましてですが、第一章から読みたいです URL教えて頂けますか？お願いしますm(_ _)m (2012年11月18日 19時) (携帯から) (
レス) id: a418e30b2e (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - hanaさん、いつもありがとうございます。我慢し過ぎたﾁｬﾝﾐﾝをお楽しみに！ (2012年5月6日 0時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - チャンミ〜ン！我慢しようと思えば我慢出来るんだねー!?(笑) 愛、感じる〜♪(萌)＼(^o^)／ (2012年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 0b483227ae (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ｈａｎａさん、ミノにももう少し絡んでもらおうと考えてます。楽しんで頂ければ幸いです。ありがとうがざいます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ミキさん、理想のﾁｬﾝﾐﾝを楽しんでもらえるように頑張ります。ありがとうございます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年4月20日 15時
