遊ばれる ページ3
Aは両腕で更に激しく抵抗した。
大声で何度も叫ぶ
『助けて！！ﾁｬﾝﾐﾝ！！！』
その声に反応するように大泉がAの頭の後ろを抱えAの顔を自分の胸へと押しつけるように抱きしめる。
大泉『もう・・いいでしょ？・・外国人に遊ばれるような子じゃないでしょ？』
最後の力を振り絞って大泉の身体を全身で押し返したA。
Aはキッと大泉を睨んだ。
A『関係ない。私は私で彼を選んだのっ。この先にﾁｬﾝﾐﾝが居なくなってしまっても大泉先生を好きになる事なんか無い。』
大泉はAの眼差しを避けて俯くと下唇をかみ締める。
不意をついてAが大泉を更に押した。
後ろによろめいて掴んでいたAの腕を離してしまう。
ドアノブにもう一度、手をかけるとドアを一気に開いた。
誰かの足音がした、走り寄る足音。
『A！！！！』
ﾁｬﾝﾐﾝだった。
目の前が滲んでﾁｬﾝﾐﾝが見えなくなったAはドアを出た所で立ち止まった。
ﾁｬﾝﾐﾝが走りよる。
暗くなった玄関の非常灯と立ち尽くす大泉。
Aの服が乱れていて泣いている。
その状況にﾁｬﾝﾐﾝはそれまで抱えていた怒りがさらに増して行くにを感じた。
立ち尽くすAを抱きしめるﾁｬﾝﾐﾝ。
A『ﾁｬﾝﾐﾝ・・ﾁｬﾝﾐﾝ・・ﾁｬﾝﾐﾝ・・・うえっ・えぐっ・・・。』
何度もﾁｬﾝﾐﾝの名前を呼んで泣き始めるA。
ドアの向こうに立ち尽くす大泉がいた。
大泉を睨みつけるﾁｬﾝﾐﾝ。
Aをギュッと抱き身体から離すと両肩を持って顔を覗きこんだ。
ＣＭ『大丈夫。僕来たから、ごめんね守ってあげられなかった・・・。』
そういうとまたギュッと抱きしめる。
抱きしめながら耳元で
ＣＭ『何かされた？あいつが大泉？』
Aは泣きながら答える。
A『されてない。腕掴まれて・・・』
ﾁｬﾝﾐﾝがハッとしてAの腕を見る。
微かに赤くなっているAの腕を大事そうに摩った。
ＣＭ『どっか触られた？痛いとこは？まさかキスとか？』
泣きながら背の高いﾁｬﾝﾐﾝを見上げるA
ううん・・と首を横に振る。
ﾁｬﾝﾐﾝはにっこり笑ってAの頭を撫でる。
両頬を優しく両手で包むとキスをした。
Aは大きな目を見開いた。
驚いて離そうとするが、優しく包んでくれるﾁｬﾝﾐﾝの身体が心地よくてすっかり安心していた。
Aは涙が溢れる瞳をゆっくり閉じてﾁｬﾝﾐﾝに全てを委ねていた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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えみ(プロフ) - 私も！はじめましてですが、第一章から読みたいです URL教えて頂けますか？お願いしますm(_ _)m (2012年11月18日 19時) (携帯から) (
レス) id: a418e30b2e (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - hanaさん、いつもありがとうございます。我慢し過ぎたﾁｬﾝﾐﾝをお楽しみに！ (2012年5月6日 0時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - チャンミ〜ン！我慢しようと思えば我慢出来るんだねー!?(笑) 愛、感じる〜♪(萌)＼(^o^)／ (2012年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 0b483227ae (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ｈａｎａさん、ミノにももう少し絡んでもらおうと考えてます。楽しんで頂ければ幸いです。ありがとうがざいます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ミキさん、理想のﾁｬﾝﾐﾝを楽しんでもらえるように頑張ります。ありがとうございます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年4月20日 15時
