天使と悪魔 ページ12
それでもAはお辞儀をして微笑んだ。
ドアノブを掴んで回した瞬間にドアが勝手に開いた。
腕が伸びてAの両脇に巻きつくとグイッと引っ張られる。
ボフッ。
Aが埋もれる先には落ち着く香りがした。
A『チャ・・ンミン？』
テミン『サイテー。ヌナ達。全部聞こえてるし・・・。』
ﾁｬﾝﾐﾝの隣から喫煙ルームを覗くテミンがニンマリ笑っている。
ユノ『Aちゃ〜ん。ごめんね？』
ﾁｬﾝﾐﾝにもたれるAに両腕をだしてハグしようとするユノが立っていた。
ＣＭ『こんな時までAは僕のですっ！！』
ﾁｬﾝﾐﾝの大きな声に喫煙ルームの四人が驚いて目を合わせる。
テミン『ユノヒョンは戻っていいよ。おっきいから目立つでしょ？』
明るく笑ってユノの背中を押した。
渋々帰るユノ・・・
『テミナ〜。手を出してはいけないよ〜。相手は女の子だから〜。』
と遠ざかりながらユノが言う。
テミンはユノの方を見ないで手を上げる。
ＣＭ『僕の傍に居なさいって言ったんですよ・・・まった泣いて・・。』
Aは我慢していた涙が無意識にポロッこぼれている事に気付いて慌てて手で擦った。
ＣＭ『彼女は僕の大切な人です。ミノもユノも関係ない！！僕のものなんですよっ！！』
テミンがお腹を抱えて笑う。
テミン『ヒョ〜ン・・違うでしょ？
怒るとこ違うよ〜。
ヌナ達さあ、仕事なんでしょ？
こんな事してて一緒に仕事できるわけ無いじゃ〜ん。
辞めるつもり？』
四人は青い顔をして目を泳がした。
テミン『こういうの初めてじゃないでしょ？何か空気悪いよね〜。
こっちからしたらさ・・・別にヌナ達じゃなくてもいいわけだよ。』
クスッと天使のように笑うテミン。
ＣＭ『そうですね・・・。
僕のAは代わりは居ませんがあなた方なら・・・ねえ。』
ﾁｬﾝﾐﾝはAを片手にギュッと抱きしめながら、不敵な笑みで笑う。
四人はゾクッとする。
ＣＭ『まあ、次の仕事があなた方に来るかは補償しかねますが・・・。
ねえ・・・。』
片手で顎を撫でながら四人を睨みつけるﾁｬﾝﾐﾝ。
それを面白そうに見て笑うテミン。
Aはどうしていいかわからず動けなかった。
シーンとする喫煙ルーム。
『もうその辺に・・・テミナ！！』
テミンが驚いてふり返るとミンホがテミンを睨んでいる。
ミンホ『まったく、お前がいるとエスカレートするんだって！』
腕を組んでミンホが怒っている。
ラッキーアイテム
革ベルト
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えみ(プロフ) - 私も！はじめましてですが、第一章から読みたいです URL教えて頂けますか？お願いしますm(_ _)m (2012年11月18日 19時) (携帯から) (
レス) id: a418e30b2e (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - hanaさん、いつもありがとうございます。我慢し過ぎたﾁｬﾝﾐﾝをお楽しみに！ (2012年5月6日 0時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
hana(プロフ) - チャンミ〜ン！我慢しようと思えば我慢出来るんだねー!?(笑) 愛、感じる〜♪(萌)＼(^o^)／ (2012年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 0b483227ae (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ｈａｎａさん、ミノにももう少し絡んでもらおうと考えてます。楽しんで頂ければ幸いです。ありがとうがざいます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
satmax(プロフ) - ミキさん、理想のﾁｬﾝﾐﾝを楽しんでもらえるように頑張ります。ありがとうございます。 (2012年5月2日 16時) (レス) id: 022b7c811f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2012年4月20日 15時
