お隣さんに餌付けされました。【 桃 】

1.はじめまして ページ1

さとみside

「はじめまして！お隣に引っ越してきた坂井Aです。よろしくおねがいします…！」

さ「え？あぁ。よろしくね。」

インターホンの相手は引っ越してきたらしい可愛らしい女の子。

礼儀よく挨拶されたので自分の名前も言う。

引っ越しの挨拶にきたのはいいこと。

そぅ。いいことだけどさ…

チラッとスマホで今の時間を確認する。

深夜0時半。

さ「時間おかしくね…？www」

「・・・え？」

ヤベ。つい本音が。

「あれ……、今8時半……？」

さ「いや、12時半っすね。」

「・・・あれ？？」

さ「WWW」

Aちゃん…？は自分のスマホで時間を確認してサーッと青覚める

そしてペコッと頭を深く下げた。

「すみませんっ！！！！」

手に持っていた紙袋がガサガサと音をたてる

さ「いいけどwこの時間起きてるからいいんだけどねw他の人には気を付けようねww」

「はい……(´・ω・` )」

さ「うん。よろしくね…wAさん…？w」

「あぁ、好きなように呼んでいただいて大丈夫ですよっ！さとみさん…でしたよね？」

さ「名前ぐらい覚えてください〜w」

「はいっwあ、これ。よかったらもらってください。クッキー作ったんですけど…おいしくなかったら、ぶん投げていただいて大丈夫ですから！」

さ「オケ。ぶん投げるわ。」

おもしろい子が引っ越してきました。

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