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「お前こそ、自分のコンプレックスを人に押し付けてんじゃねぇよ！お前の言動が、どれだけあいつを傷つけたと思ってるんだ！」
「そうさ！僕は自分の汚点を彼女に知られたくないんだ！でもそれは君だって同じだろ！？二年生の時、さんざん彼女に酷い言葉を投げ掛けた癖に、今更彼女を好きになって。僕のことを責められるのか！？」
「それはっ...！」
今までにない大喧嘩に発展する二人。互いに今まで密かに打ち秘めてきた彼女への想いをぶつけ合う。
「ただいま〜。いや〜、今日もフィルチはいい反応してくれたなぁ〜.....あれ...。
「シ、シリウス！？リーマス！？....ちょ、ちょっと、どうしたの！？」
悪戯を終えて帰ってきた二人。扉を開けると、掴み合い、互いに睨み合いながら口論をする彼らを見て、ジェームズとピーターは言葉を失った。
「....だいたいっ、君が今僕にぶつけてきてるのは、ほとんど嫉妬じゃないか！...僕は彼女を断ったんだ。...君の望んでたことだろう？」
「違う！そうじゃないっ！...俺が望むのは、そんなことじゃなくて...！！」
「君達、もうやめろ。喧嘩なら、外でやってくれ。」
激しく口論をしていた二人の間に、ジェームズが割って入る。その時、初めてジェームズとピーターが部屋に居た事に気付いた二人は、先程までの息苦しい雰囲気を少しだけ緩ませる。ピーターは未だに部屋の隅で怯えていた。
「だけどっ、」
「シリウス、一旦落ち着くんだ。リーマスも。男の喧嘩は女子に嫌われるよ？」
「お前に言われたくねぇよ...。」
シリウスはついそう口答えをしてしまうものの、いつもよりも少しだけ本気でものを言うジェームズの表情に黙るしかなかった。
「....ごめん、シリウス。あんなこと言うんじゃなかった。本気じゃなかったんだ。」
「いや....、俺も...。なんていうか....。言い過ぎたっていうか...。」
「......。...じゃあもう寝よう。明日は朝早いんだから、早く寝ないとまたリリーに怒られちゃうよ。」
「「......。」」
ジェームズの声掛けに大人しく従う三人。互いに謝りはしたものの、二人が列車の中で最悪の雰囲気で過ごしたのは言うまでもなかった。
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ちひろ。！(プロフ) - コメント失礼します！このCSSなのですが、なんて調べれば出てきますか??~_~; (2021年3月11日 17時) (
レス) id: df9615165f (このIDを非表示/違反報告)
烏の宿り木(プロフ) - とても胸に響く作品で、主人公に感情移入しすぎて泣いてしまいました。1年でも2年でも3年でも待ってますのでゆっくりと休んでください。主人公の幸せとさんさん様の幸せを願って（上から目線ですみません）またお会いできる日を楽しみに待っています。 (2020年4月9日 21時) (レス) id: 96c6daa713 (このIDを非表示/違反報告)
さんさん(プロフ) - ぴさん» コメントありがとうございます。余裕がある時にまた作品を更新したいと思います。それまで待っていて頂けると嬉しいです。 (2020年3月26日 5時) (レス) id: 139e20040f (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 更新楽しみにしています>< (2020年3月16日 2時) (レス) id: 5f671b2301 (このIDを非表示/違反報告)
さんさん(プロフ) - 玲さん» また時間がある時に、玲さまの作品も拝読したいものです。ご理解のあるお言葉、本当にありがとうございました。これからも少しずつではありますが、お話を楽しみに待ってくださる方の為に頑張ります。 (2020年3月7日 2時) (レス) id: 139e20040f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんさん | 作成日時：2019年12月22日 22時
