１７糸 ページ19
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「………？」
「大丈夫？」
「わっ
え！？」
出久くんに声をかける可愛らしい茶髪の女の子。
と何故か浮いてる出久の体。
「出久くん！大丈夫？怪我とかない？」
なんとか地に足をつけた出久くん
さっき浮いてたのはもしかしてこの子の“個性”？
「あ、うん
大丈夫だよ、Aちゃん」
「よかった……
ねぇ、今のあなたの“個性”？」
「うん、私の“個性”！
ごめんね勝手に使っちゃって
でも、転んじゃったら縁起悪いもんね！」
ニコニコ笑っている女の子
これから入試なのになんでそんなに笑っていられるんだろう？
余裕だからかな？
「緊張するよねえ」
「へ…あ………えと…」
「お互い頑張ろう！」
じゃ、っと言って校内に入っていく女の子。
うーん、明るい女の子だった
……出久くん
「………………
(Aちゃん以外の女子と喋っちゃった！)」
「……出久くーん!!」
「へ？」
「私たちも中に入ろ？」
「あ、うん」
出久くんの手をしっかりと握って、
私と出久くんは中学が別なので席は近くない。
なので、会場に入る前に別れて自分の席まで歩いていく。
私の通っていた中学から受験する人は私だけなので周りに座っている人は知らない人ばかりだった。
あ、プレゼント・マイクだ。
彼も雄英の教師だったんだ。
「今日は俺のライブへようこそー!!!
エヴィバディセイヘイ!!!」
……うるさいね
ていうかこれ、今のに反応する子いるの？
みんな今日が入試だから緊張して何も言えないんじゃないの？
「こいつぁシヴィー!!!
受験生のリスナー！
実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!
アーユーレディ!?」
「YEAHHHHHH!!!!!」
ああ、誰も反応してくれないから自分で言っちゃったよ……
「入試要項通り！
リスナーにはこの後！
10分間の『模擬市街地演習』を行ってもらうぜ!!
持ち込みは自由！
プレゼン終了後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな!!
Ｏ.Ｋ!?」
え、持ち込み自由なの？
知らなかった……
水樹くんに水少し貰っておけばよかった……
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七色 - 続きがとても気になります。更新、楽しみにしてます。頑張ってください。 (2017年7月26日 22時) (
レス) id: f6813bae62 (このIDを非表示/違反報告)
シズ - すごく面白いです！死柄木さんとの絡みがすごく( ・∀・) ＜いいですね！！これからもガンバです!!!! (2017年6月26日 22時) (レス) id: ae7acc3881 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe | 作成日時：2015年5月26日 19時
