１３糸 ページ15
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「水樹くんはきみがヒーロー科を受けると言っていたが、どうして雄英なんだい？」
「…まぁ、言ってしまえば、水樹くんのお願いなんです
春に言われたんですよ、姉さんならヒーローになれるよねって
私はあの子の願いを叶えなきゃいけないんです
雄英を選んだのも水樹くんですよ」
「……そこまでする必要はあるのかい？」
「ありますよ
だって私、お姉ちゃんですから」
不安気に私を見る俊典おじさん。
大丈夫だよ、俊典おじさん
それに私は
これ位はしないといけないんだよね
「Aちゃん」
「…なんですか？」
「なにか困ったことはいつでも言ってね？
私はそのためにいるんだから、ね？」
「……わかってます」
困ったことなんてひとつしかないんだから……
早く水樹くんを治せる個性の人を連れてきてよ……!!
思っていても絶対に口には出さない。
どうせなら、私が自分で見つけて、そいつに水樹くんを治してもらう。
「さて、そろそろ晩御飯でも食べましょうか
たしか俊典おじさんは固形物はもう食べれないんですよね？」
「あー、うん……」
「じゃあ、少しだけ待ってくださいね
すぐに用意しますから」
「うん、ありがとうAちゃん」
「いえいえ」
どうせお金はあなたに貰ったものだからね
……あ、弔さん今日は来ないよね…………？
なんて思いながら、俊典おじさんの分の晩御飯を用意する。
ヴィランと知り合いだってこと、気づかれないようにしなきゃね
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七色 - 続きがとても気になります。更新、楽しみにしてます。頑張ってください。 (2017年7月26日 22時) (
レス) id: f6813bae62 (このIDを非表示/違反報告)
シズ - すごく面白いです！死柄木さんとの絡みがすごく( ・∀・) ＜いいですね！！これからもガンバです!!!! (2017年6月26日 22時) (レス) id: ae7acc3881 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe | 作成日時：2015年5月26日 19時
