Part11 ページ12
しばらく彼らとの談笑が続いた。
私とキヨさんとの出来事や
お兄ちゃんのプライベートを聞かれたり
主に私への質問攻めだった。
打ち合わせしなくていいのかな…そう考えているのは私だけではなかったようで。
「さすがにそろそろやろうぜ、もう8時。腹減ったわ。」
お兄ちゃんが言った。
そういえば今日からしばらく奥さんがいないからお兄ちゃんの家に泊まると先程約束したが
わたしは荷物も持ってきていないし
夕飯の買い物もまだだった。
「飯食ってからにする？出前かコンビニか…」
「めんどくせぇし俺カップ麺でいい」
レトルトさんとキヨさんのなんとも体に悪そうな案…いつもそういう暮らしをしているのだろうか…。
「俺は来る前に嫁さんの食ってきたからいらない」
「俺は帰ったらかわいい妹が飯作ってくれると信じて疑わない。」
『少しは疑って欲しい』
「ガッチさんもうっしーも作ってくれる人いるからいいよなー！！俺とキヨくんだけじゃん！」
確かに、見事に既婚者とフリーが別れてる団体だ。
公表していないだけで、レトルトさんにもキヨさんにもお相手はいるのだと思っていた。本当にいないんだ…。
「ちょ、レトさん巻き込みやめてwww」
「いないのは事実だろ。はよ買い出しいけ独身組〜」
兄がデリカシーの欠けらも無いことを言えば「全身組だわ！！！」と2人からツッコミが入る。
『うーん…私でよければ作りましょうか…？』
「え！いいの！？」
「待て待て少しは遠慮しろレトルト。」
私が提案をすればすぐに食いついたレトルトさん。
お兄ちゃんが「気遣わなくていいぞ」と声をかける。
『でも今から打ち合わせして帰ってご飯って結構遅くなるんじゃない？わたし泊まる荷物取ってきたいし、そのついでに買い物も行きたい。』
「遅くなるのは慣れてるからいいっての。荷物も買い物も帰りでもいいだろ。」
お兄ちゃんはこの時間の外出を少し心配してるのだろう。でも私は自慢じゃないがナンパや痴漢といった被害と全く縁がない。
それに私がここにいるとどうも打ち合わせの邪魔をしそうで、外に出たいというのが本音だった。
『皆さんが打ち合わせしてる間に行けば私もちょうどいいし皆さんの邪魔にもならないし…』
「あー…じゃあ頼んでいいか？わりぃな。」
お兄ちゃんは私が外に出たいのを察したようだった。
「キヨくん！女の子の手料理！！」
「レトさんうっさ！せめて礼をいえ！」
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kyyyyy(プロフ) - 佳奈さん» ありがとうございます！なかなか更新出来ずにいますが、是非気長に待っていただけると嬉しいです泣 頑張って更新します！ (2019年8月17日 12時) (
レス) id: 0d836efdc2 (このIDを非表示/違反報告)
佳奈(プロフ) - めっちゃ好きです。楽しく読ませていただいています！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月16日 23時) (レス) id: 126972c2b9 (このIDを非表示/違反報告)
kyyyyy(プロフ) - ポームポーム様 ありがとうございます！お昼は食べてください笑 亀更新ですが是非これからも応援よろしくお願いします！ (2019年7月8日 18時) (レス) id: 0d836efdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ポームポーム - コメント失礼します。本当に面白いです！ついお昼食べ損ねちゃいました(笑)それぐらい面白いし、楽しく読ませて頂いてます！！更新待ってます！頑張ってください^ ^ (2019年6月15日 12時) (レス) id: 342bde7b9f (このIDを非表示/違反報告)
kyyyyy(プロフ) - loveel1216様 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正しておきます！これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2019年6月5日 11時) (レス) id: afe7e0534c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイル | 作成日時：2019年2月25日 22時
