Part41 ページ42
キヨさん俺の知り合い連れてっていい?
キヨさんAちゃん初対面になるけど。
キヨさんからの返信は早かった。
てっきり、今回はナシになるか、キヨさんだけが来るのかと思ったのだが
キヨさんの提案は
別の人を連れてくることだった。
確かに、お兄ちゃんとキヨさんと私だけでは
私は実況の話についていけないし
キヨさんは身内話についていけないだろう。
お兄ちゃんが「俺はキヨたち来ても構わねぇけどA次第だわ。Aがいいならいいよ。レトルトとガッチさんは今週ダメだった気するけど。」と言ったためキヨさんに連絡を入れたものの
恐らくキヨさんの知り合いとなれば男の人だろう…。
正直乗り気はしないが
3人の空間になるよりはマシな気がした。
なんならお兄ちゃんと皆さんだけで盛り上がってくれてもいいと思っているくらいだ。
せっかくのキヨさんのご好意に申し訳ないと思いつつ「大丈夫ですよ」と返信をする。
キヨさんからはアンパンマンのスタンプが1つ返ってきた。
思わず笑ってしまった。
ーーピコピコッ
続いてなる通知音。
送信相手を確認した瞬間私は眉をひそめた。
元彼のたつきくんだった。
内容は、生放送を見た。元気そうで安心したといった内容だった。
今更返す言葉もないと思った私はそっとアプリを閉じる。
しかしまた通知音が鳴った。
【Aの声聞いたらやっぱりAに会いたくなった。やり直したい。】
ーー『…やり直す…？』
思わず口に出してしまった言葉。
その瞬間幸せだった日々と、あの悪夢のような1日が私の脳内をぐちゃぐちゃに駆け巡り
私の思考はわけがわからなくなってしまった。
言葉はでない。
上手く息もできない。
出るのは涙だけだった。
立っていられなくなった私はその場にうずくまり
必死に呼吸を整える。
それでも頭の中の整理がつかない私は涙が止まらず上手く呼吸ができない。
「た…たす、け…」
声にならない声は誰にも届かず
おそらく編集に没頭している兄にも届いていない。
私はついに横たわってしまった。
気道の確保…袋がいるんだっけ…
色々必死に頭を回すが体は動かない。
すると兄が部屋から出て来る音がした
リビングのカーペットの上で横たわっている私が目に入っているのかいないのか
兄はそのままトイレへ行った。
トイレから戻った兄が物凄い形相でこちらへかけつけてきたのはそれから数分後のことだった。
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kyyyyy(プロフ) - 佳奈さん» ありがとうございます！なかなか更新出来ずにいますが、是非気長に待っていただけると嬉しいです泣 頑張って更新します！ (2019年8月17日 12時) (
レス) id: 0d836efdc2 (このIDを非表示/違反報告)
佳奈(プロフ) - めっちゃ好きです。楽しく読ませていただいています！更新頑張ってください、応援してます！ (2019年8月16日 23時) (レス) id: 126972c2b9 (このIDを非表示/違反報告)
kyyyyy(プロフ) - ポームポーム様 ありがとうございます！お昼は食べてください笑 亀更新ですが是非これからも応援よろしくお願いします！ (2019年7月8日 18時) (レス) id: 0d836efdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ポームポーム - コメント失礼します。本当に面白いです！ついお昼食べ損ねちゃいました(笑)それぐらい面白いし、楽しく読ませて頂いてます！！更新待ってます！頑張ってください^ ^ (2019年6月15日 12時) (レス) id: 342bde7b9f (このIDを非表示/違反報告)
kyyyyy(プロフ) - loveel1216様 本当ですね！ご指摘ありがとうございます！訂正しておきます！これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2019年6月5日 11時) (レス) id: afe7e0534c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイル | 作成日時：2019年2月25日 22時
