． ページ6
．
．
WN「うん、もらう。」
「ジップロックごとでもいい？」
WN「ぜんぜんいいよ。ありがとう。」
「こちらこそ。
どうしようかと思ってたから。」
表情をあまりださないウォヌだけど今日はふーん、ってわかりやすく気にしてたから仕方なく。
そこからは昔話に花を咲かせて流れでカトクも交換して、あっという間に時間が過ぎていった。
WN「そろそろ出ようか。」
「うん、今日はいきなりだったのに色々聞いてもらっちゃってごめんね。」
WN「ううん、面白い話ありがとう。
あとチョコも。」
「いえいえ。
じゃあ、バイバイ。」
WN「またね。」
また会うかどうかなんてわからないのにそう言ってくれたウォヌの優しさにすこしたじろいだ。
カトクももらったことだし、お礼の文を送っておく。
A今日はほんとにありがとう
ウォヌいえいえ
ウォヌまたなにかあったらいつでも連絡して
やっぱりモテる男はちがうな、なんて。
不覚にもドキッとしたじぶんがいた。
今思い返せば、中学のころは大人しいようでイタズラ好きな普通の男の子って感じだったのに、雰囲気も大人びてたし背もすごく伸びててまるで別人だった。
素直にかっこよかった。
久しぶりに男の子と話したから免疫がなくなってるんだ、と必死に言い聞かせるけど彼からの連絡が来るたびに胸が高鳴るし返事を待ってるじぶんがいた。
．
．
それが１ヶ月ほど続いたからもう、わたしは彼のことが��好き��なんだと思う。
バレンタインの日から1度も会えてはないけど何度か電話をして、お互いの趣味とか学校でのこととかを話すようになった。
でも彼は至って冷静でそういった話題もふってこなかったから、すこし悲しかったり。
このままこの関係が続くのもいいかな、と思っていた矢先だった。
ウォヌあのさ
ウォヌあした放課後会える?
まさかウォヌから誘いが来るなんて。
A空いてはいるけど、どうして?
ウォヌあしたホワイトデーじゃん
カレンダーを確認すると3月13日。
…すっかり忘れてた。
Aえ、お返しくれるの?
ウォヌうん
ウォヌ期待してて
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名 - 実在の人物をお取り扱いされてるようなのでオリジナルタグ外した方が良いかと思います。 (2018年9月19日 1時) (
レス) id: 682d16d196 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sara | 作成日時：2018年9月16日 0時
