恋煩い SY ページ20
X1のスンヨンくんが幼なじみの女の子のお話。
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わたしの近所の幼なじみはなぜか、ずっと学校が一緒だ。
高校も大学も仲良い女の子くらいにしか志望校を話してないし、中学も高校も3年次で同じクラスになったわけじゃないのにどういうことか進路が同じなのだ。
「えっ、スンヨン△△大の〇〇学科いくの？」
SY「そうだよ？まさかお前も？」
「うん…」
SY「また被ってんのかよ！
ほんとお前俺のこと好きすぎ、」
「違うからやめて」
帰り道、なにげなく聞いてみると判明するのだ。
そして今、晴れ晴れその大学に入学し同じ講義を受けている。
SY「なあA、あの中央座席右通路から3番目前から4列目の女の子かわいくね？」
「すごい細かく説明してくれるじゃん、
ほんとだめっちゃかわいい」
SY「やっぱ大学はすげーな、ありがたい」
「また狙っちゃうわけ？」
SY「人聞き悪いな〜
ちょっと仲良くなるだけだって」
「あんたほんと懲りないね〜
それで毎回ちゃんとした恋愛したことないじゃん」
SY「お前だけには言われたくねえわ！
この歳になってまで恋煩いしてやんの、」
「うっ…」
このことを指摘されるとなにも言えなくなる。
わたしには中学2年からずっと恋している相手がいて、わたしはその男の子の進路を追っていた。
そのくせ、大して距離を縮められるわけでもなく自ら話しかけに行けるわけでもなく、意気地無しなことを5年も続けてきた。
SY「ほんと、懲りないのはお前な
あいつが彼女できたときもまだ好きでいられるとか、その強靭なメンタル違うとこに活かせよ」
「すみませんでした…
もう二度と失言は致しません…」
SY「それでよろしい。」
わたしだってそうしたいんだけどさ、わたしが惚れたぐらい彼は誰にでも優しいから周りにずっと女の子がいて話しかけになんて行けないんだよ。
だからせめて、単純接触効果を狙おうとこうして進路を同じにしてきた。
でも今回は今までと違って運がいいのか、わたしが入ったサークルに偶然彼もいた。
「そういえばあしただよ、新歓、どうしよ」
SY「あんま飲まされんなよ」
「うん…
いや、その心配じゃなくて、何話そう…」
SY「そんな無理に作んなくていいんじゃん？
自然なのが一番だよ」
「さすがスンヨン先輩、経験の数がちがう」
SY「ん？殴られたい？」
「ごめんって」
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匿名 - 実在の人物をお取り扱いされてるようなのでオリジナルタグ外した方が良いかと思います。 (2018年9月19日 1時) (
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作者名：sara | 作成日時：2018年9月16日 0時
