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当時小学６年生。
ちょうど同世代の男の子たちとは体格や体力の差が出始める時期だ。
？「ねぇ、君女の子だよね？」
「...え？」
隣で同じようにストレッチをしていた綺麗な顔立ちの男の子に話し掛けられて戸惑った。
それまでずっと、ひそひそと話されてるだけだったから。
「あ、はい」
？「僕、川島如恵留。よろしくね
名前は？」
「前川、Aです」
川島「Aちゃんか。Aちゃんもオーディション受けるんだよね？」
「うん、」
川島「女の子だから、注目浴びてる」
「...うん、」
嫌味かな？って思ったんだけど、川島如恵留と名乗った男の子は優しい目をしていた。
川島「一緒に頑張ろうね」
「...ありがとう」
差し出された手を握り返すと、彼もまた、嬉しそうな顔をして握ってくれた。
年は一つ上で、妹さんがいるらしい。
アクロバットが得意、という話も聞いた
あっという間に時間はすぎて、合格者の発表
貼り出された紙に、自分の受験番号があるのかを探した。
ばっ、と目の前にある紙を見つめるとここにいる人数からすると明らかに少なすぎる合格の印。
［123番］
上から3、18、41...
107、123...
「あった、」
川島「Aちゃん！あった！？」
「如恵留くん、あった...」
川島「本当に！？僕もあった！！」
「わたし受かったの...？」
川島「うん！一緒に頑張ろうね！」
「うん！！！！」
その後、合格者のみが残されてこれからについて聞かされた。
どうやらわたしたちはこれから、「ジャニーズJr.」
としてではなく「研修生」としてレッスンを受けるらしい。
コンサートや番組収録のバックに呼ばれて初めて「ジャニーズJr.」になるのだ。
そしてその時仲良くなった少し濃い顔のハーフの男の子や、沖縄から来たというテンションの高い男の子。
彼らの話は、また後でね。
事務所の人からの説明が終わって、帰りの準備をしようと隅に置いていたカバンの前でしゃがんで汗を拭いていると、突然開いたドア。
社長「っと...失礼、
前川。前川A、いるかな？」
名乗らずともわかった。
この人が社長だ、と。
「あっ、はい」
社長「...You、明日からこっちのレッスンに来て」
「え？」
社長「Youの初仕事だよ」
「...うそ、」
渡された紙には大きく、
【少年倶楽部 2008年1月放送分】と書かれていた。
社長「来月の頭。この収録がある。知ってるだろ？少年倶楽部
そこがYouの初ステージだよ」
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ぴ(プロフ) - 佐藤。さん» 読まさせていただきました！！ほんとに面白かったです！！更新楽しみにしてます！ (2018年7月17日 23時) (
レス) id: c26fb1bfa0 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - ぴぴさん» はじめまして！コメントありがとうございます。リクエストありがとうございます〜！とても嬉しいです、助かります...！移行先にて更新致しますので、少々お待ちください！これからもよろしくお願いします〜！ (2018年7月17日 22時) (レス) id: cb7abb56d7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - いつも読ませていただいてます！リクエストなんですが、ピーチジョンのCMの話の続きがみたいです！更新楽しみにしています、頑張ってください！ (2018年7月13日 21時) (レス) id: c26fb1bfa0 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - もちさん» はじめまして！コメントありがとうございます！ねむい中ありがとうございます！（笑）岸くんとの関係性は書く上でとても大事にしてる部分なので嬉しいです！作間くんですね、了解しました！ (2018年7月11日 7時) (レス) id: cb7abb56d7 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - さやさん» コメントありがとうございます！ちばくん！わたしも大好きなんです〜〜つい勢い余って出演させてしまいました（笑）まさか意外なところに刺さるとは！偶然！いつもコメント嬉しいですありがとうございます！ (2018年7月11日 7時) (レス) id: cb7abb56d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤。 | 作成日時：2018年6月25日 17時
