〇昔の話を(2018) ページ43
(例のごとく辞めた方がでます。閲覧注意です)
海「Aちゃんってさ、
入所したての頃はどんな感じだったの？」
いつものように楽屋ではみんなそれぞれ好きなことをしていて、わたしはカイちゃんとソファに座って携帯をいじりながらくだらない話をしていた。
そんな時、カイちゃんのこんな一言から始まった、わたしの昔話。
紫「俺も聞きたい！」
廉「俺も気になる！」
「なんも面白い話ないよ〜」
海「え〜なんかあるでしょ？聞きたい！」
「ん〜...」
廉「玄樹たちは知りたくないん？」
岩「ん〜まぁ俺ら知ってるもんね」
神「そうそう、割と先輩達からも聞いたし」
「岸くんも大体知ってるよね」
岸「おれ？...まぁ、」
「ん〜...少し嫌な話もあるよ」
そう言うと、それまでニコニコしていたキング3人の表情が少しだけ険しくなった。
海「でも俺、
Aちゃんのこと全部知りたい！
これからずっと一緒だもん、全部知っておきたい。これからは俺も一緒にAちゃんのこと守りたいもん」
真っ直ぐ、素直に、わたしに気持ちをぶつけてくれるカイちゃん
廉「俺も、Aがどんな思いでここまで来たのか知りたい、かな」
紫「俺も知りたい」
「ん〜！じゃあ話そっかな」
海「ありがとう！！！」
「わたしが入所したのはもう11年前なんだけど...」
〜〜〜〜〜〜〜〜
〈回想〉
2007年11月。
ダンススクールの先生に勧められて履歴書を送ったのは「ジャニーズ事務所」だった。
ジャニーズ事務所とはどういう場所なのか、どんな人たちがいる事務所なのか。
理解した上で履歴書を送った。
【滝沢歌舞伎】
わたしがジャニーズを知るきっかけになった舞台。
そこでみた輝かしいステージに、自分も立ちたいと思ったんだ。
オーディション会場に行くと、当たり前だけど周りは男・男・男。
幅広い年代の男の子に囲まれて、緊張はしていたけれど、【知っている人が誰もいない】という状況はわたしにとってはすごくありがたいものだった
『え、あれ女？』
『女の子いる』
『誰かの妹かな？紛れ込んじゃったの？』
ひそひそと、そんな声も聞こえたけれどお構い無しにダンスシューズに履き替えて、前から4列目の真ん中。そこそこ先生のダンスが見えやすい位置について、ストレッチをした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 455人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴ(プロフ) - 佐藤。さん» 読まさせていただきました！！ほんとに面白かったです！！更新楽しみにしてます！ (2018年7月17日 23時) (
レス) id: c26fb1bfa0 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - ぴぴさん» はじめまして！コメントありがとうございます。リクエストありがとうございます〜！とても嬉しいです、助かります...！移行先にて更新致しますので、少々お待ちください！これからもよろしくお願いします〜！ (2018年7月17日 22時) (レス) id: cb7abb56d7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - いつも読ませていただいてます！リクエストなんですが、ピーチジョンのCMの話の続きがみたいです！更新楽しみにしています、頑張ってください！ (2018年7月13日 21時) (レス) id: c26fb1bfa0 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - もちさん» はじめまして！コメントありがとうございます！ねむい中ありがとうございます！（笑）岸くんとの関係性は書く上でとても大事にしてる部分なので嬉しいです！作間くんですね、了解しました！ (2018年7月11日 7時) (レス) id: cb7abb56d7 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - さやさん» コメントありがとうございます！ちばくん！わたしも大好きなんです〜〜つい勢い余って出演させてしまいました（笑）まさか意外なところに刺さるとは！偶然！いつもコメント嬉しいですありがとうございます！ (2018年7月11日 7時) (レス) id: cb7abb56d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：佐藤。 | 作成日時：2018年6月25日 17時
