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ガラガラ



『失礼します』



入るとすぐに保健室 独特の匂いが鼻をつく。

保険室の先生は外出中の様子で
どうやら先客はいないらしい。


はーーっ、疲れた。


ジニョンくんと出会ってから1週間
学校ではつねに気をはらなければならなかったので
久々に1人で息抜きできることにほっとした。



ガラガラ



そう思っていた矢先、誰かが入ってきたようだったが、まあ別に気にしない。
今までの疲れを癒すかのように意識を手放そうとしたその時



?『って、お前なんでいんの?』



『…ジェボマ?』



目を開けるとカーテンを開いたイムジェボムの姿があった。まったくこいつといったら
デリカシーも何もあったもんじゃない



JB『また仮病使って休もうとしてんのか〜?
だめだぞ、単位とっとかないと卒業できなくて…』


『お母さんみたいな事言わないで』


JB『ゆっくりおやちゅみなちゃ〜い』



そういって小学生をあやす様なバカにした表情でカーテンをしめた。
なんでこのタイミングであいつなんかと



JB『そういやお前、最近 あいつに付きまとわれてんな。気をつけろ?
なんか知んねーけど、あいつからは危ない匂いがプンプンする』


『……』


JB『ああいうやつにかぎって裏表が激しんだよ。怖ーよな〜、だいたいあいつは…』


『なにもしらないくせにそんな事言わないで』



言ってしまった
と思った時にはもう遅かった。
いつもならこんなのすぐに流せるはずなのに



JB『は?』



案の定 イムジェボムといったら
カーテン越しでも不機嫌なのが伝わってくる。



『……』


JB『お前はわかってない』



こうなったらいつもの喧嘩のはじまりだ
あたしもジェボムも一歩も引かない
言うならばお互いガードなしの言葉の殴り合い。


『ジェボムこそジニョンくんの何を知ってるっていうの?』


JB『なんであいつのこと庇う必要があるんだよ』


『関係ないじゃん』


JB『お前、いいかげんにしろよ』



そういってカーテンを勢いよく開けた。
いつにも増して目は鋭く
きつく拳を握って、さぞご立腹な様子だ



JB『よりによって、、なんであいつ?』



鬼のような形相でベッドに1歩1歩近づいてくる



『来ないで』


JB『最近変だぞ
お前は人のこと簡単に信用するやつじゃないし、
ましてや心配なんて。

お前のことは俺が一番知ってんだよ!!』


『あんたは何もわかってない

もうジェボマの顔なんて一生みたくない!』

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作者名:さーしゃん。 | 作成日時:2016年10月4日 0時

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