オフィスの狼上司【2】《Ryosuke.Y》

噛み付く…55 ページ13

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鋭い表情でじりじりと、ベッドの上で迫ってくる山田さん。


ついに背中が壁について動けなくなってしまった。






誰か助けてー！！









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涼介「……お前昨日の約束忘れたのかよ」



A「え…？約束…？」




涼介「ほー、あんだけ恥ずかしがりながら呼んだくせに、言い終わったらキレイさっぱり忘れてるってか」









睨むのはやめてくれたけど、今度はニヤニヤしながら

私の身体を隠してくれている布団の端を掴んだ。




すっごく嫌な予感がして、慌てて私も布団を掴む。









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涼介「早く約束した通りにしないと

………………………もっかいするよ？」









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ああああああああ


昨日の約束って何…！？




なんで覚えてないの私のバカ！！！









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A「ちょっと、待ってっ…！
ほんとに覚えて…ないっ！


あっ、やだ…！」









必死に抵抗するも、キレイな筋肉のついた山田さんの力と、ただのデスクワークしかしていない私の力では

私が負けるのは当たり前で…









.









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A「……っ」









明るい部屋の中で、露わになった私の身体


2度目だと分かっていても
恥ずかしくて恥ずかしくて




じっと眺めてくる彼の視線から逃げるように
顔を背けた。









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涼介「……約束破るヤツには、お仕置きな？」









スーッと山田さんの指が身体をなぞる。



それだけでびくっと反応してしまう私を
楽しそうに見てから、

私の首筋にキスをし始めた。





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