54話 ページ7
「あ、そうだ。ねぇおチビちゃん、キースの事なんだけど...」
「へっぽこメンターがどうかしたのか？」
『....』
「あーううん、やっぱいい。なんでもない」
「何だよそれ、気色わりーな」
「アハ、気にしないで、ほんと大した事じゃないから。そんじゃ行くから、気をつけて帰ってよ」
「....なんだ？とりあえず、帰るか」
『....うん』
「大丈夫か？起きてるか？」
『...眠い』
「ほら、手ぇ出せ。帰るぞ」
『...うん』
「ねーフェイスくん、今の子達だれ？」
「抱きついてた子ムカつくー！生意気ー！」
「知り合いの子と、抱きついてた子は俺の大事な"恋人"」
「「え？」」
「フェイスくんの彼女は私でしょ！」
「「なんですって！！」」
ギャーギャー
「ハァ、君たちとは別れたでしょ。今の俺の"彼女"で"恋人"はあの子だけだから」
「そんな....」
「だから、あの子に何かしたら許さないからね」
「「「....はい」」」
「大丈夫か〜？起きてるか〜？」
『...うん(フェイス色んな人に話しかけられてたなぁ。特に女の人に。何でか分かんないけど、見てると...)ムカつく』
「え？何か言ったか？」
『え？何も言ってないよ？(今の口に出てた？)』
ドサッ
『ん？』
「...んん？今何か変な音しなかったか？」
『したね。向こうから...』
「なっ【イクリプス】！？てめぇ、その手に持ってるのって....もしかして【サブスタンス】か！？」
『計測器が反応する前に回収したの！？』
「あっ、コラ、待ちやがれ！にがさねーぞ！」
『レオ！待って！フェイスに連絡しなきゃ...』
RRR....
"どうしたの？"
『フェイス！【イクリプス】がいて、レオが追いかけてるの！』
"場所は？"
『クラブ出てすぐの所』
"分かった。今から行くよ"
「オラァ....！」
ズガーン
「チッ、避けられた....。やっぱりヒーロースーツを着てねーとあんまり威力が出ねーな。こういう時の為に、もっと訓練しとくんだった...うおっ！？」
シュン
『レオ！！』
ザパァ
「サンキュー。クソッ、反撃してきやがった！あぶねぇーな！」
ドカッ
「あっ！」ドサッ
「(しまった！バランスが崩れて...)」
『危ない！』
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さや(プロフ) - hiimelo517さん» 大分遅くなってすみません！コメントありがとうございます！まだまだ不慣れで更新が遅いですが、読んでもらえたら嬉しいです！ (2021年6月6日 18時) (
レス) id: 2119819570 (このIDを非表示/違反報告)
hiimelo517(プロフ) - 初めまして。最近拝読させて頂いております。主人公ちゃん可愛くていつも更新楽しみにしてます^^* これからも頑張ってください…！ (2021年4月26日 20時) (レス) id: df1c4d0843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや | 作成日時：2021年4月10日 4時
