92話 ページ45
「だったら何」
「その子、俺にちょうだい。キミもそんな男じゃなくて俺にしなよ。俺の方が楽しめるよ？イロイロと」
『絶対にイヤ。アナタより彼のが魅力的だもん』
「(嬉しいこと言ってくれるね)だってさ。この子は絶対にあげない。あきらめな」
「もしかして、俺振られちゃった系？」
「キースはどこだ」
「ちょ....おチビちゃん、そんなこと聞いてる場合じゃ....」
「てめぇは【イクリプス】だな。うちの「ヒーロー」がひとりここに来てるはずだ、居場所を知ってるならさっさと教えろ。嘘ついたり妙なまねしゃがったら、しょうちしねーからな」
『レオ....』
「ヒャハハハ！おもしれェ、この俺にケンカ売ろうってのか？わりィけど、そのキースとかいうヤツのことは微塵も心当たりがねぇな。だけど、ケンカなら買ってやってもいいぜェ？ちょうどムシャクシャしてたし、フラれちまったぽいしよォ？」
「ほらもう、やっかいなことになった....」
『さっき言ってた思い改めたのはどこいったの....』
「会っちまったからには、どの道やり合うことになんだろ」
『そうかも知れないけど....』
「だったら....さっさとぶっ倒してキースを探しに行くだけだ！」
「一瞬で終わりとかつまんねぇからな？精々俺を愉しませてくれよォ....！」
ドゴーン
「オラァ....！」
バシュバシュバシュ
「はああァッ！」
「おチビちゃんの援護に回らないと！」
『うん！』
「シネ、ネズミども....！」
「『！？』」
ブォン
「チッ、外したか....。害獣どもが、こんなに堂々と侵入してくるとはな。絶対に生きて返さねーぞ」
「アレアレ、シャムスく〜ん？先にコイツらの本拠地に乗り込んでったのは誰だったかなァ？」
「しつけーな....。テメェは黙ってガキの相手してろや、オレはこっちのネズミどもをぶっ飛ばす」
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さや(プロフ) - hiimelo517さん» 大分遅くなってすみません！コメントありがとうございます！まだまだ不慣れで更新が遅いですが、読んでもらえたら嬉しいです！ (2021年6月6日 18時) (
レス) id: 2119819570 (このIDを非表示/違反報告)
hiimelo517(プロフ) - 初めまして。最近拝読させて頂いております。主人公ちゃん可愛くていつも更新楽しみにしてます^^* これからも頑張ってください…！ (2021年4月26日 20時) (レス) id: df1c4d0843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや | 作成日時：2021年4月10日 4時
